GALLERY TOMO

2017.10.10

藤井 由佳 個展 「意図なく生まれた形と人間の作為」


藤井 由佳 個展
「意図なく生まれた形と人間の作為」

2017年10月10日(火)~10月15日(日)
12:00-19:00 日曜17時迄
藤井 由佳 / Yuka Fujii
1990年生まれ、大阪府在住
2014年京都市立芸術大学 日本画専攻卒業
2016年京都市立芸術大学 日本画研究科修了
ステートメント
芸術作品とはそれ自体に意味があるのではなく、意味を与えるのは常に受容者なのだと思います。それは芸術作品に限らず全ての事物に対して言えることであり、すなわち人間の日常や人生とは半分は現実を生き半分は自分の脳内で生きていると言えると思います。私はいつでも自分自身や人生に意味や価値が欲しいと思っていますし、それが制作をする動機でもあります。意味や価値とは私の脳内で作り出される幻想に過ぎず、しかもその幻想に絶望したり執着しながら日常を過ごしているので、ひとりよがりな妄想の世界で生きているようなものです。「美しさ」という価値も受容する人間の脳内で作りだされる幻想であるなら、作者が作品の意味を定義する必要もないのではないかと思い、偶然性に依拠した形態を画面上に表してみようと試みました。しかし、そもそもそのような表現方法を選択することや、制作という行為それ自体がすでに意図的なものであり、逃れられない作為との葛藤に苦しんだり楽しんだりしながら表現を模索しています。
藤井 由佳

2017.10.03

近藤 大祐 個展


近藤 大祐 個展
2017年10月3日(火)~10月8日(日)
12:00-19:00 日曜17時迄
※6日(土) 18時-22時
ニュイ・ブランシュ KYOTO 2017
近藤大祐+京都造形芸術大学 プラスプロジェクトプレビュー

http://www.nuitblanche.jp/schedule/tomo.php
アーティストステートメント
僕の作品は、主に日常で僕が出会った風景、気になった空間をモチーフにしている。
輪郭線を用いた画面に、漫画のようなズドーンと来るような構図。
内面のエネルギーあふれる色彩によって、現実の視点よりも強調された画面。
風景を描く中で意図するところは、写真のような写実的な美しさではなく、心象の描写である。
対象となる風景・空間に映る印象には1 人1 人違いがある。
同じものを見ていても、見る場所によって見える物や見えないものが出てくる場所的な「視点」
感情や気持ちの面で見えてくる、内面のエネルギー的な「視点」
様々な視点の動きに注目した時に、僕は制作する上でいくつかの要素を意識した。
厚みを持たせた支持体に描くことで、場所的な「視点」を意識。
正面からの一方向ではすべてが見えず、作品を見るときの立脚点を自分から動いて変えることにより、
作品の見え方を実際の風景を見るときの動きと同じような働きで再現した。
感情的な内面のエネルギー溢れる「視点」を意識。
心象風景と呼ばれるものには様々な視点がある。
記憶や感情といった人間特有の要素を色彩というエネルギーに変換して画面と対峙して考えてみた。
以前までは、空間を輪郭線で囲って画面を構成していた。
輪郭線で張り巡らされた画面には、色同士の空間の境目が一つ一つ主張されている。
色が持つ力強さに加え、線で空間を分断させた画面には、人の複雑な内面の感情が凝縮されている。
自分の内面の感情やエネルギーをさらに表現するにはどうしたらいいだろう。
僕は、色の持つ力を更に際立たせるために、マテリアルから見つめ直すことにした。
そして、以前の画面には無かった絵具の物質感や重厚感が盛り込まれた。
僕は表現したい心象にまた一歩近づけたように思う。

略歴

1993年 静岡県出身
2012年4月‐2016年3月
京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科 油画コース
2016年4月‐現在
京都造形芸術大学 大学院 ペインティング領域
個展
2015年 au ×近藤大祐(auショップ北白川、日本、京都)
2017年 近藤大祐 個展(ギャラリー知、日本、京都) グループ展
グループ展
2014年 STOP展(ギャラリー知、日本、京都)
2015年 京都造形芸術大学 卒業制作展(京都造形芸術大学、日本、京都)
2016年 京都造形芸術大学大学院 芸術専攻 修士1年生作品展HOP展(ギャルリ・オーブ、日本、京都)
2016年 藤田海周×近藤大祐 二人展 Connect(ギャラリー知、日本、京都)
2017年 京都造形芸術大学大学院 芸術専攻 修士2年生作品展SPURT展(ギャルリ・オーブ、日本、京都)

2017.9.28

前田 紗希 "DUAL BLUE"


前田 紗希 DUAL BLUE
JAPAN ROOM PROJECT IN MAG
日時:2017年9月28日(木)~2017年10月25日(水)
場所:GALLERY TOMO ITALY
Via Vitani, 31 -22100 Como Italy (MARSIGLIONE ARTS GALLERY)
TEL: +39 328 7521 463

前田紗希 / maeda saki

1993年 福井県出身
2015年 京都造形芸術大学美術工芸学科油画コース卒業
2015
京都造形芸術大学卒展示学長賞
個展 純化(アルトテックギャラリー/京都)
DIVE2015 京都造形芸術大学卒業生優秀作品展(ARTZONE/京都)
京都国際映画祭クリエイターズファクトリー(元・立誠小学校/京都)
個展 前田紗希展(sala de estar/京都)
個展 DUAL BLUE(GALLERY TOMO ITALY/コモ、イタリア)
2016
ACT ART COM アート&デザインフェア2016(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
Independent TAGBOAT ART FES2016(ヒューリックホール/東京)
アルトテックセレクション(D&DEPARTMENT KYOTO GALLERY/京都)
前田 紗希 松野木 望会 二人展「普遍的変化」(GALLERY TOMO/京都)
Gallerism 2017 in 中津(PIAS GALLERY/大阪)
2017 ASYAAF(DDP, Center of Seoul in Korea/ソウル)

2017.8.15

ピンイン


ピンイン
2017年9月26日(火)~10月1日(日)
12:00-19:00 日曜17時迄
出展アーティスト
南光 望美、広瀬 美友、松岡 日菜子 
思いを言葉にした途端、意味が自分のもとから離れて、一人歩きしてしまう。そんな感覚を、ふとしたときに感じます。
言葉は他者に意味を伝える最適な手段だけれど、必ずしも百パーセントで伝わるものではなくて、それは作品について語るときも同様です。絵に込めたものを一から十まで語るのではなく、自分の中で、ここまでは言葉にしてもいいな、と線引きをします。
私たちの、「言葉というかたちは取らないけれど、確かに内にあるもの」を、想像しながらご覧ください。

2017.6.20

板垣 旭 個展 “喜怒哀楽の中でみえてきた風景”


板垣 旭 個展 “喜怒哀楽の中でみえてきた風景”
2017年6月20日(火)~7月2日(日)
12:00-19:00 月曜休 日曜17時迄
板垣 旭 / Akira Itagaki
1992 福井県鯖江市生まれ
2015 京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科油画科卒業
展覧会歴
2014 絵画道場 vol.57 / 嵯峨芸術大学
2017 個展“喜怒哀楽の中でみえてきた風景” / ギャラリー知
アーティスト・ステートメント
時が過ぎると共にその場にあったモノは永久に残ることが不可能である。
この無常の世界で誕生と消失の循環でなっている事を自身のイメージを通して制作して
いる。
最近の制作においても、幼い頃より人がそこにいたこと、自然物と人工物が新しいモノから古いモノに変わっていく様子に焦点を当て、少しずつ大人へと成長する際に生きている日常の中で存在するモノは永続的に残ることはないという実感が私の制作におけるテーマの精神的な核となった。
本展覧会では、自然の中にある花、草木、雪、海などのある風景にインスピレーションを受け、心象風景として制作してきたものを展示する。

2017.5.08

gallerism2017


gallerism2017 :5月8日(月)~13日(土)/PIAS GALLERY
GALLERY TOMOより前田紗希町田藻映子の2名が出展します。
http://gallerism.net/

2017.4.25

ダヴィデ・プーマ  “メタモーフォシス”


#DAVIDE PUMA
“METAMORPHOSIS”

ダヴィデ・プーマ
“メタモーフォシス”
2017年 4月25日(火)~5月14日(日)
12:00-19:00 不定休 4月28、5月1、7、8、10日、13日休廊 日曜日17時迄
協力:一般財団法人日本イタリア文化協会


 ダヴィデ・プーマ、京都にて初めての展覧会である。
GALLERY TOMOとMAGのプロジェクトによって、一昨年イタリア文化会館の招聘により初来日を果たし、DIM大阪2015のイベントの一環としてイタリア文化会館大阪の文化スペース、スパツィオ・アルテにて個展を開催。グランフロント大阪で盛大に封切られた日本初となるこの展覧会“RIBIRTH”は盛況の余韻を残して幕を閉じたが、京都で行うこの機会に新しいイマジネーションから生み出された新作を追加し、東洋文化に対し深く融合する魔法のような夢のある作品を創り出し提示する。
 プーマは1971年、サンレモに生まれた。さほど若くない頃に絵画制作に携わるようになった。絵画制作への情熱をずっと胸に秘めていた彼は、2003年その内なる声の高まりから自身がもはや逃れられないことを悟り、制作活動に身を捧げるようになった。それから数年後、彼の作品はイタリア各地の著名なギャラリーで展示され、パリやジュネーヴ、ロンドンや南アフリカのギャラリーの関心を惹き、個展を開催。彼のストーリーは2011年のヴェネツィア・ビエンナーレにイタリア代表に選出、参加という形で結実する。2016年カターニアのMACS美術館でも展覧会を開催。そしてカトリックの総本山であるバチカンや、現在居住しているヴェンティミリアの大聖堂のための作品制作も行う。現代イタリアの若手アーティストの中でも特に将来を嘱望される作家の一人である。
 彼は詩情からインスピレーションと滋養を得つつ、人間(人間的なものとして理解される存在)と自然、人間と宇宙、動物界と植物界の対比を描き出す。ダヴィデ・プーマの作品世界では一方が他方の中へと入り込み、組織的な混乱をもたらす。彼の絵は私たちを長時間の観想へと誘う。単一の視点は存在しない。理由もない。 彼のあらゆる作品は、多様な意味をそこに付与することができるという可能性を、その個人的な造形言語の中で私たち一人ひとりに与えてくれる。そして、他にはない独特の感情の強さを私たちに贈ってくれるのだ。彼の絵の美しさが持つ力は大地から引き出されたもので、素材の特性を十分に生かし、ヘラで塗ったようなタッチを頻繁に見せるその技法は、触知可能な緊張感を示す。その一方で、絵の視界からぼんやりと薄れていく詩情性は、触知不可能な雰囲気を作り出すとともに物事の本質を見透かすような明敏な雰囲気も生み出す。私たちは彼の作品の中に、強い個性を持った肉体と精神を見出すことができる。
GALLERY TOMO
青山 知相

2017.4.04

こうす系個展 “TEXT”


こうす系個展 “TEXT”
2017年4月4日(火)~4月16日(日)
12:00-19:00 月曜休 日曜17時迄
グラフィティ出身風刺画作家、こうす系の個展。
こうす系の作品のひとつひとつを通して感じてもらいたいことは、感謝と敬意です。
この二つをいつももっていれば、傷つく人口は激減すると考えています。
そして、平和かついい意味でフラットにお互い接することが出来ると信じています。
そのために、こうす系は今日も作品をつくっています。
そこで、今回の個展は、作品のメッセージを通して、身近なさまざまなところにある我々へのメッセージに焦点を当てた個展を行います。
お越しいただいた方には、こうす系ロゴステッカーをプレゼント予定しています^^(数に限りがございますので、ご了承ください)
アーティストブログ
http://www.staffblog.copoc.jp/archives/7585

2017.3.14

藤田 薫 個展 “your  ”



Caori Fujita Exhibition “your ” / 藤田 薫 個展

2017年3月14日(火)~3月26日(日)
12:00-19:00 月曜休 日曜17時迄
GALLERY TOMOでは主にイタリア、韓国等の主にギャラリー企画やアートフェアで活躍してきた藤田薫の個展をいよいよ満を持して京都で開催。人の形をモチーフに、色や輝きなどを含ませ表現した作品を大小様々展示予定。
在廊日は3月14,25,26日
作家ホームページ
http://caori-fujita.com/ja.html
Caori Fujita Exhibition “your ”
Duration : March 14 – 26, 2017 Tuesday-Sunday 12:00-19:00 ※Until 17:00 close only Sunday, Monday closed.
Venue : GALLERY TOMO
633, Shimogoryo-cho, Nakagyo-ku, Kyoto 604-0995
TEL : 81+75-585-4160 MAIL : info@gallery-tomo.com HP : www.gallery-tomo.com/

Artist official site

http://caori-fujita.com/ja.html

Statement of Caori Fujita

As cells are reborn in our body every day, life and death repeat. The body that we always see from the outside in the same way is always changing on the inside.
Every relationship we have changes our consciousness and feelings so they change and disappear with each contact. As well as causing changes in our body, these changes are more transitory and unforeseeable than physical change.
Our relationships with other people can give rise to misunderstandings when outer appearances belie the inner changes that occur.
In my work, I express and contrast the difference of textures between the inside and outside of the human body, by creating various shapes from a very ordinary person’s back. I use a technique called KANSHITSU (made from URUSHI/lacquer, soil and cloth), which is one of the traditional techniques for sculpture production in the East.
And this time, GALLERY TOMO held in Kyoto mostly the solo exhibition of Caori Fujita who was mainly active in gallery projects and art fairs such as Italy(with MAG gallery), Korea and so on. Various large and small pieces are planned to be displayed expressing the shape of a person as a motif, including colors and radiance. Please visit for showing and make sure her new “yours”.
Gallery maneger
TOMOHARU AOYAMA

2017.3.09

町田 藻映子 個展 GALLERY TOMO ITALY


Moeko Machilde solo show MAG JAPAN ROOM PROJECT
町田 藻映子 個展 GALLERY TOMO ITALY

イタリア支店、MAGギャラリーで2017年3月9日~31日の間、町田藻映子の個展を開催いたします。
彼女の基本コンセプトである絵画表現における試み、“自然界における生命活動エネルギーの可視化”をテーマとした作品群をイタリアの人々にお披露目します。
作家ホームページ
http://lagalaksiafervojo47.wixsite.com/moeko-machilde
http://www.marsiglioneartsgallery.com/

2017.3.07

松岡円香 森永悠太 矢田敬子 日本画三人展


松岡円香 森永悠太 矢田敬子 日本画三人展
広島市立大学出身の3人による展示。
2017年3月7日(火)~12日(日)
12:00-19:00 最終日17時迄
出展者プロフィール
松岡 円香  
兵庫県神埼郡出身
広島市立大学日本画専攻在籍  
自然や廃屋をテーマに制作しています。題材となる土地に行き、現場を可能な限り歩き、感じながら絵にすることを心がけています。そうして感じた温度やにおいが、鑑賞者に伝わるような絵画を目指しています。
森永 悠太
広島県広島市出身
広島市立大学芸術学部美術学科日本画専攻
実景から形を借りて自分のイメージと何気なく見た景色の色を重ね合わせ、記憶の景色を描くことを試みています。自分の中の「記憶の景色」は、時間が経過するにつれて景色が霞み忘れられていきます。なくなっていく儚さと形を変え続ける美しさを表現しようと思っています。
矢田 敬子
三重県四日市市出身
広島市立大学芸術学部日本画専攻
海や淡水生物を主に描いています。水中や水辺で生きていくために発達した、体表・色彩・体の構造・生息場所等に深く関心があり、「生きること・生きていること」を姿を借りて表現したいと思っています。

2017.2.21

佐々木 麦 個展


佐々木 麦 個展
2017年2月21日(火)~3月5日(日)
12:00-19:00 月曜休 日曜17時迄
佐々木 麦 個展
2017年2月21日(火)~3月5日(日)
12:00-19:00 月曜休 日曜17時迄
佐々木麦 略歴
1963年 京都市に生まれる
1985年 京都精華大学洋画科卒業
渡伊・仏
1995年 渡印
初個展(京都志摩画廊)
2001年 個展(倉敷、米子)天満屋
2002年 北の大地 ビエンナール大賞展 佳作
個展(広島)
2004年 個展(大阪)阪神
2005年 二人展(札幌)
渡南仏(プロバンス地方滞在)
2006年 個展(船橋東武、横浜たまプラーザ、池袋東武)
2007年 個展(第2回船橋東武・札幌三越・第2回横浜たまプラーザ東急
広島・町田小田急)
2008年 2月 船橋個展 4月東急本店 第一回瀧川画廊個展
その他個展
2009年 第4回東武船橋個展第2回東急本店個展
第85白日会展初出品
白日会展初入選
2011年 白日会会友推挙
個展 ギャラリー知
2013年 白日会準会員推挙
2014年 個展(守口京阪、大津西武、第9回船橋東武)
2014年 個展(第2回ギャラリー知)・白日会会員推挙
2015年 第7回 佐々木 麦 油絵展 小田急百貨店 町田店
2015年 第10回記念 佐々木麦 油絵展 東武百貨店 船橋店
2016年 佐々木 麦 個展 ‐放下(ほうげ)髙島屋大阪店 6階 ギャラリーNEXT
他展覧会多数
現在滋賀県在住

佐々木麦 Official Web Site

http://www.bakusasaki.com/
展覧会によせて
 佐々木麦の個展を弊画廊で開催するのは本展で2年ぶりの3度目となる。前回の個展から本展に至るまでの佐々木の歩みはとても興味深い。画家としての原点ともいえるだろう船橋における節目の展示や、大阪での放下と題した新たな機会を経てきて今がある。年月を重ねるにつれ、必要なものと不要なものを選り分けてきて、描かれる絵具の“ノリ”も随分と違ってきた。私が出会った頃とも随分異なっている。
 かつてより佐々木は、コロー、ミレー、テオドール・ルソーに代表されるバルビゾン派の流れを汲む作家として知られてきた。渡仏の経験によって油彩の源流にも触れ、その編纂を高めてきた。現在の佐々木は守山に根をおろし、滋賀の風景を描く画家だ。
 滋賀の気候は、琵琶湖があるせいか冬でも幾分穏やかな寒さで、空は広い。佐々木の住む湖南部はかつての東海道が通る交通の要衝であり、都市部の開発も進んでいるとはいえ自然の雄大さには目を見張る。南仏の太陽の放つ光とはまた違う景色だが、風、山、湖等の自然は彼の画家としてのアイデンティティを構成するための必要不可欠な要素だ。
 佐々木はまだ発展途上。彼の精神から這い出た画家としての心根が、また筆致に現れ大地を這うように成長していく。深く伸長していく根は、土台となり変化し続ける彼を支える。いまの時代のその時しかない一瞬の光、色など、移ろいゆく自然の事象を現場で目の当たりにし、画面に己の実存を刻む。過去からの編纂の集積が根として土台として太く強く、そして彼の歩みを前へ。これからもおそらくそうやってずっと描き続けていくのだろう。今回の展示作品は合計14点。画家の感じた時の流れもまた共に楽しんで頂ければ幸いである。
GALLERY TOMO
青山 知相

Baku Sasaki Solo Exhibiiton
February 21 (Tue) – March 5 (Sun) in 2017
12:00-19:00 Monday closed, Sunday until 17pm.

2017.2.03

アニマル展 イタリア


2月2日~26日の日程で、ギャラリートモイタリア支店、コモのMAGギャラリーにてアニマル展を開催。
日本からは藤田薫、松本晴喜の作品が登場します。その他、日本でもDIM大阪の記憶に新しいダヴィデ・プーマ、大邱アートフェアにも出展しているアルマンド・フェットリーニも参加。イタリアにいる方は是非ご高覧ください。
http://www.marsiglioneartsgallery.com/wordpress/en/
Esseri Animali
MAG – Marsiglione Arts Gallery presenta
Esseri Animali
a cura di Salvatore Marsiglione
Mostra collettiva con Armando Fettolini, Simone Fugazzotto, Maurizio L’Altrella e Davide Puma.
Con la partecipazione di Haruki Matsumoto e Caori Fujita
3-26 febbraio 2017
Inaugurazione: giovedì 2 febbraio 2017 ore 18:30
Como, gennaio 2016 – La MAG – Marsiglione Arts Gallery presenta, da venerdì 3 a sabato 26 febbraio, la mostra Esseri Animali, esposizione corale degli artisti Armando Fettolini, Simone Fugazzotto , Maurizio L’Altrella e Davide Puma. Con la partecipazione di Caori Fujita e Haruki Matsumoto.
L’esposizione, che inaugura giovedì 2 febbraio 2017 alle ore 18:30, vuole indagare alcuni aspetti che fondono insieme il mondo animale con quello della specie umana, ma ripresi dal nostro punto di vista. Quello che nella loro figura e nel loro essere, vediamo o vogliamo vedere di noi, gli atteggiamenti, le movenze, l’istinto e le espressioni che ci accomunano. Il nostro obiettivo è quello di far riflettere e possibilmente sensibilizzare i media e l’opinione pubblica sul rispetto verso gli animali che non sono poi così diversi da noi. Loro non sono esseri umani, sono Esseri Animali.
La mostra presenta quattro artisti italiani che rappresentano quattro diverse direzioni metodologiche e concettuali della nuova figurazione artistica italiana. Diversi tra loro, gli artisti esprimono i loro concetti attraverso le fattezze degli animali scelti, ognuno dedica attenzione a specie e razze diverse.

2017.1.24

京都精華大学日本画三回生展示 “あやとり展”


京都精華大学日本画三回生展示
“あやとり展”

2017年1月24日(火)~29日(日)
12:00-19:00 最終日17時迄

2017.1.10

ベリーマキコ 個展 “帰蒼”


ベリーマキコ 個展 “帰蒼”
地球的蒼に憧れて・・・

2017年1月10日(火)~22日(日)
12:00-19:00 月曜休 最終日17時迄
挨拶
 ギャラリー知の2017年、年始の展示を飾るのはベリーマキコだ。
私がベリーマキコに出会ったのはちょうど1年前のことだ。それまで、各方面で度々名前は耳にしていたが、初めて作品を拝見するまで長い時間を要した(主に私の出不精による)。しかし感想は私の想像を斜め上に裏切る作品の味に驚いたことを覚えている。
 “自然児として育つ”という彼女の原点を示すキーワードだが、今回の作品群は、作家本人も原点回帰と位置付けたテーマ“帰蒼”という言葉によるもの。これまでのある種寓話的な世界感が研ぎ澄まされ、静謐さを湛えたように見受けられる。具象の表象の一つの境地といえるかもしれない。
 物語に含まれる要素、多くの作品に人物や風景、花が描かれている。それらを、一つの思い描く形態へと組み合わされている。これはシュールレアリストが文学から着想した試みと似ている。どこか懐かしい、我々にとってありそうな風景や色彩の組み合わせで、個人的なイメージから、新たな風景や物語を“再”発見しているように思う。それを基として、記憶の断片を収集し、追憶の集合として表現されているように。蒼に帰るというテーマは、子供の頃の学校からの帰り道の空の色や、はたまた過去の記憶を辿る旅への誘いかもしれない。組み合わされている個々の記憶は特異なものではないが、組み合わせることによってありえなかったような記憶が現れる。それを「懐かしい」と感じられるような作品に宿る魅力はとても心地よい。
 別の見方をすれば、これらは人々の共通の記憶に接続する作品群だともいえる。古来より人々は自然と共に暮らし、文明の発展によって多様性ある社会を構築してきたが、自然と人々の永続的な関係性は切って切り離すことはなく、それぞれが心に宿す原風景があるなかで、作品たちはそういったイメージに接続する絵画の作為によって表現されたユビキタスな特徴を示す。そういった古典世界から共通して描かれてきたモチーフに由来し、寓話的でヒューマニズム豊かな、内面反射と自然との詩的な交わりに触発された物語。この機会に是非ご高覧ください。
GALLERY TOMO
青山 知相
アーティストプロフィール

ベリーマキコ / Makiko Berry

1975年京都府亀岡市生まれ。自然児として里山を謳歌。成安造形大学・造形美術科・日本画クラス卒業。翌年同クラス研究生終了後、米国メトロポリタン美術館(ニューヨーク)東洋美術修復室に勤務。The 21 st Annual Faber Birren National Color Award Show(米国コネチカット州)で版画奨励賞受賞。2002年Hiromi Paper International (ロサンゼルス)にて和紙アートコーディネーターとして勤務。Josephine Press 版画制作(インターン)。Nathan Zakheim Associatesでは彫刻を含む油絵絵画の修復。2006年、親となり命の愛おしさについて表したビジュアル本「母 なのね、」を出版。翌年三月の羊(東京)にて原画展開催。2008年帰国。岡本真紀子からベリーマキコとして作家活動開始。2009年以降、幼児~高校生の感性を磨く「のびなびあーと」を開講、2010年から日本習字ベリー支部開設現在に至る。後2015年のびなびあーと、亀岡藝術研究室、そして自らの制作発表を全て含めたWillpower Arts Instituteを起業。2012年、第4回京都日本画新展にて大賞受賞。 2016年、第2回藝文京展~現代の平面~優秀賞受賞。第22回「尖」展にて招待作家として展示。京都日本画家協会会員。
【個展】
1999年「彼女の周辺 vol.1」堺町画廊(京都)
2001年「彼女の周辺 vol.2 in NY」ギャラリー北野(京都)
2002年「彼女の記憶」Pepper’s Gallery(東京)
「Usual Matters」off Main Gallery(米国・サンタモニカ)      
「魔法」ギャラリーブリキ星(東京)
2003年「ミタコトノアル?風景」Pepper’s Gallery(東京)
2004年「Recent Works in LA」ギャラリー北野(京都)       
「Flow」Gallery 825 (米国・ハリウッド)
2005年「ひもの行方」ギャラリーブリキ星(東京)
2006年「Makiko Okamoto」Kathleen Dinai Gallery(米国・カリフォルニア州)      
~キラキラジェネレーション 三瀬夏之助・山本太郎・船井美佐・岡本真紀子~
「山の裾野の物語」Gallery Ray(名古屋)
2007年「日々のこと」ギャラリーブリキ星」(東京)      
「日々の事」Gallery Ray(名古屋)
2010年「タタズム」ギャラリー北野(京都)
2012年「ウラ ト オモテ」 arton art gallery(京都)
2015年「ベリーマキコ絵画展」ギャラリー恵風(京都)
「ベリーマキコ展」~過去作品から新作まで~同時代ギャラリー(京都)
2016年「秘密の花園」 ギャラリー恵風 (京都)
「オアシスOASIS ベリーマキコ絵画展」 広島三越ギャラリー
「ベリーマキコ 展」 Saiwai Brains 京都亀岡
【グループ展】
2003年「International Art Exchange 2003」(英国・ロンドン)
2005年「日本画ジャック」(京都文化博物館)
2008年 ミニチュアブック世界巡回展(Monumental Ideas in Miniature Book)で巡回中。
ウクライナ絵本プロジェクト
2012年 第4回京都日本画新展(美術館「えき」KYOTO)    
第26回 京都芸術祭・国際交流総合展(京都市美術館別館、ギャラリー恵風)
2013年 祈りの世界展(京都府立文化芸術会館 arton art gallery 共同企画)     
第5回京都日本画新展(美術館「えき」KYOTO)     
第31回上野の森美術館大賞展(上野の森美術館・京都文化博物館)
第4回亰亰展(ギャラリー佐野)
第27回 京都芸術祭・国際交流総合展(京都市美術館別館)
2014年 no borders日本画(ギャラリーヒルゲート・京都)
第1回・続 日本画新展(美術館「えき」KYOTO)
第5回亰亰展(ギャラリー佐野)
第28回 京都芸術祭・国際交流総合展(京都市美術館別館)
2015年 新鋭日本画三人展 岩井晴香 古賀友佳子 ベリーマキコ (ポルタギャラリー華)
現代の日本画-世代をつなぐ-」(ギャラリーヒルゲート)
See Visions(arton art gallery)
京都日本画家協会 第3期展(京都文化博物館) 「花園」90cmx90cm
第6回亰亰展(ギャラリー佐野)
第29回 京都芸術祭・国際交流総合展(京都市美術館別館)
ジパン具~守・破・離 具で描く日本画~墨(Gallery i)
えんぎもの 京都伊勢丹
2016年 湖派~Lake current~」(堀川御池ギャラリー)
アートボンチ・おみせでさくひんてん (カメオカハサムコッペパン)
NEKO展 (新宿伊勢丹)
兜と鯉のぼり展 (ミラーズウサ 西条市愛媛)
五月人形展 (京都伊勢丹)
第22回「尖」展 (京都市美術館) 招待作家として出品
京都の涼 (イセタンハウス名古屋)
Kawaii collection (仙台三越)
第7回亰亰展 (ギャラリー北野)
AKINイベント イギリスウェールズ (展覧会・ワークショップ・デモンストレーション)
同時代アンデパンダン展 20周年記念オークション(同時代ギャラリー)
第30回 京都芸術祭・国際交流総合展(京都市美術館別館)
ねこ展 (ミラーズウサ 西条市 愛媛)
ジパン具~守・破・離 具で描く日本画~箔(ギャラリー北野)
第10回 今-TOKI –展 成安造形大学 日本画クラス(ギャラリーマロニエ) 招待作家として出品
【主なコレクション先】
英女優ジャクリーヌ・ビセット   Actor Jacqueline Bisset
JR西日本

2016.12.20

藤田海周×近藤大祐 二人展 “connect”


藤田海周×近藤大祐 二人展 “connect”
2016年12月20日(火)~12月25日(日)
12:00-19:00 月曜休 最終日17時迄
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近藤大祐は「線」、藤田海周は「人」。
平面作家である2人がそれぞれ持つ、“繋がり=connect ”というシンプルなテーマを意識した展示。
年内最終展示。
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作家情報
藤田 海周/Kaisyu Fujita
1993年:兵庫県生まれ
2016年3月:京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科 油画コース卒業
グループ展
2015年 京都造形芸術大学 卒業制作展(京都造形芸術大学、日本、京都)
2016年 藤田海周×近藤大祐 二人展 Connect(ギャラリー知、日本、京都)
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近藤 大祐/Taisuke Kondouh
1993年:静岡県生まれ
2016年3月:京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科 油画コース
現在、京都造形芸術大学 大学院 ペインティング領域M1在学
個展
2015年 au ×近藤大祐(auショップ北白川、日本、京都)
グループ展
2014年 STOP展(ギャラリー知、日本、京都)
2015年 京都造形芸術大学 卒業制作展(京都造形芸術大学、日本、京都)
2016年 藤田海周×近藤大祐 二人展 Connect(ギャラリー知、日本、京都)

2016.12.06

鳥彦 個展 “Cave Party”


鳥彦 個展 “Cave Party”
2016年12月6日(火)~12月18日(日)
12:00-19:00 月曜休
ご挨拶
若き銅版画家・鳥彦の個展をギャラリー知において開催するのはこの度で5度目となる。これまでも様々なテーマで展覧会を開催してきたが、そのプロセスにおいて、根底に流れるテーマは揺ぎ無く一貫しているように思う。彼が用いる技法は、マニエール・ノワールと称される銅版画メゾチント。西洋に於いては非常に手間のかかる技法ゆえほぼ廃れていたが、この技法が復刻されたのは実は日本人の手による。浜口陽三、岩谷徹に代表されるその技法から黒が特徴とされるメゾチントだが、漆黒の色は基本的に華やかな画面とはならない。大河のように骨太に続いている日本の美術の文脈の中で、彼の描くタッチは少々特異性を放つ。鳥人が闇の中をさ迷い、時に立ち止まりまどろむ。その世界はさながらルドンの版画作品のような、寂寥感と夢想性に溢れた独自の世界観によるものだ。
漆黒の画面のなかで、怪しげなかがり火を焚きながら周りをダンスする鳥人たちがいて、何かの儀式を行っている。その世界は、大地を焦がすように照り付ける異界の太陽が世界全体の不吉な運命を暗示しているような荒廃した大地を描く。私なりに読み解けば、これらは“停止”した絵画である。写真のように停止した黒い画面は不思議な魅力を醸し出す。作家の漆黒の皮膚と云ってもよいかもしれない、画面の膜をめくるように内側に入り込めば、その下層には蠢く熱気を纏った波が飛沫をあげている。ここからは彼が現在を生き、作家として燃焼している温度の相を感じることができる。そしてその究極的に大事な、作家性ともいえる彼の時間を写真のように切断し、自らを鳥人へ置換えて画面のなかに留め置いている。
今回のテーマは“CAVE PARTY”。人であって人でない鳥人が、光も届かず時間の流れからも見放されたような世界を生きる、実際にあるようでない、しかしもしかしたら、存在しているかもしれない世界の物語。
GALLERY TOMO
青山 知相
アーティストHP
http://magatu.karakasa.com/

2016.11.29

MULTI: +PROJECT 2016 International Group Exhibition


MULTI: +PROJECT 2016 International Group Exhibition
「マルチ」の語源はラテン語で、「たくさん」もしくは「複数」という意味をもっています。英語では「multicultural」(多文化)もしくは「multimedia」(マルチメディア)のような単語につかわれています。現在のアーティストは複数のジャンルで活躍しており、コンセプトにより表現ジャンルを変えてゆきます。今回の展示ではアーティストが自分の専門以外の作品にチャレンジしたり、自分の領域の中で新たな試みをしたりしています。その結果、非常に多様な作品展になっています。今回は9カ国から18名のアーティストが出品し、彼らにとっても最も多様性に富んだ展示になることでしょう。今後アーティスト同士のアイディア交換や新たなコラボが展開することを望んでいます。
Multi” comes from the Latin word “multus” which means “much” or “many”. It can be seen in English words such as “multicultural” (many cultures) or “multimedia” (many media). Artists today also often work in more than one genre, changing as their styles develop. For this exhibition, we invited artists to present works outside of their major, or to challenge their field of study in a new way. The results are truly diverse. The show features works by 18 artists from nine different countries, making it one of the most diverse exhibitions they have joined. We hope this show will lead to an exchange of ideas or future collaborations between the artists.
Artists:
川上春奈, Maria Teresa Scarabello, Thomas Vauthier, Anna Edsalv
Fanny Terno, Peipei Wang, 中澤ふくみ, 畑彩佳, Vasuphon Sanpanich, 山崎, 山田鞠奈, Jean-David Jamet, 禹紗野, 米谷英里, 岡本亜季, 南光望美 , 新宅加奈子, ​濱野元気
Schedule
11/29 (Tue): Opening reception 19:00-
12/3 (Sat): Artist talks 16:00-
12/4 (Sun): Artist talks 16:00-

+PROJECT: https://www.facebook.com/pprojectkuad
問い合わせ:pproject.kuad@gmail.com
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+PROJECT 2016 International Group Exhibition

MULTI: +PROJECT 2016 International Group Exhibition
「マルチ」の語源はラテン語で、「たくさん」もしくは「複数」という意味をもっています。英語では「multicultural」(多文化)もしくは「multimedia」(マルチメディア)のような単語につかわれています。現在のアーティストは複数のジャンルで活躍しており、コンセプトにより表現ジャンルを変えてゆきます。今回の展示ではアーティストが自分の専門以外の作品にチャレンジしたり、自分の領域の中で新たな試みをしたりしています。その結果、非常に多様な作品展になっています。今回は9カ国から18名のアーティストが出品し、彼らにとっても最も多様性に富んだ展示になることでしょう。今後アーティスト同士のアイディア交換や新たなコラボが展開することを望んでいます。
Multi” comes from the Latin word “multus” which means “much” or “many”. It can be seen in English words such as “multicultural” (many cultures) or “multimedia” (many media). Artists today also often work in more than one genre, changing as their styles develop. For this exhibition, we invited artists to present works outside of their major, or to challenge their field of study in a new way. The results are truly diverse. The show features works by 18 artists from nine different countries, making it one of the most diverse exhibitions they have joined. We hope this show will lead to an exchange of ideas or future collaborations between the artists.
Artists:
川上春奈, Maria Teresa Scarabello, Thomas Vauthier, Anna Edsalv
Fanny Terno, Peipei Wang, 中澤ふくみ, 畑彩佳, Vasuphon Sanpanich, 山崎, 山田鞠奈, Jean-David Jamet, 禹紗野, 米谷英里, 岡本亜季, 南光望美 , 新宅加奈子, ​濱野元気
Schedule
11/29 (Tue): Opening reception 19:00-
12/3 (Sat): Artist talks 16:00-
12/4 (Sun): Artist talks 16:00-

+PROJECT: https://www.facebook.com/pprojectkuad
問い合わせ:pproject.kuad@gmail.com
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+PROJECT 2016 International Group Exhibition

2016.11.22

【日伊国交樹立150周年記念事業】 ヒトコマ “詩からマンガまで” ディオッティ美術館


【日伊国交樹立150周年記念事業】
Hitokoma Arte per tutti, dalla poesia al Manga Mostra di Marco Nereo Rotelli e Yukio Shinohara
人々のためのヒトコマアート、詩からマンガまで

ステートメント
日本とイタリア国交樹立150周年の今年、両国間で文化的な交流イベントが多数行われていますが、これはこの両国相互の文化的な関心が大変なものであることを両国が改めて確認し合う機会ともなっています。バイオリン工房で有名なクレモナにあるカザルマッジョーレは約14,000人の暮らすとても小さな町です。(かつては画家パルミジャニーノを輩出しています。)展覧会の開催されるこの時期は、街をあげて開催されるセントチャールズ祭(11月)など歴史のあるイベントが多数行われ、全国からたくさんの人がこの地域にやってきます。これは毎年テーマが決まっていて、美術館や図書館、博物館や劇場など文化的施設が有機的に絡み合う人気のお祭りですが、今年はイタリアとの外交関係150周年を称えるために日本がテーマに選ばれました。
我々はこのカザルマッジョーレにあるディオッティ美術館にて、今年3月にコモで開催されたヒトコママンガショーがまだ記憶に新しい篠原ユキオ、榊原太朗の作品を、昨年の初来日がまた記憶に新しい光の巨匠マルコ・ネレオ・ロテッリの詩との融合を試みます。
篠原ユキオが名付けたヒトコマアートというマンガ表現のスタイルのなかで、イタリアの人々はユーモア、皮肉、謎と現実との比較をし、多くの異なる解釈を見つけることができます。普遍的な大衆文化を出発点に、直接的ではなく並行に距離を保ちながら多くの意味を内包させる篠原ユキオのヒトコマアートと、日本の原風景ともいえるモチーフをバックに周知のアイコンをユーモアたっぷりに表現する若き才能・榊原太朗の作品に対して、ロテッリは偉大な音楽家、詩人や知識人との出会いの産物をたくさんの人々に形として直接的に発信していきますが、これら表現方法の違いはほぼ対照的なものと見える部分もありつつ、多くの共通点も感じます。そしてこれらの間に境界をわざわざ設ける必要はありません。感覚の違いを乗り越えて、新鮮な感覚をこの展覧会で提示したいと考えています。
MAGとの連携により遂には美術館にも発展したプロジェクト、今後も日本の現代アーティストの活躍の場をつくり、発展させてまいりたいと思います。まずはこの展示にご注目ください。
GALLERY TOMO
青山 知相
後援:カザルマッジョーレ、在ミラノ日本国総領事館、ルイージ・ルッソロ資料連盟、他
キュレーション:サルバトーレ・マルシリオーネ(MAG)
協力:青山 知相(GALLERY TOMO)
ディオッティ美術館
http://www.museodiotti.it/
日時:2016年10月22日から11月27日 
営業時間
火曜日から金曜日 8:00~13:00
土曜日と祭日は15:30~18:30 
オープニング:2016年10月22日17時
場所:ディオッティ美術館/museodiotti
Via Formis, 17 in Casalmaggiore クレモナ県 
URL:http://www.museodiotti.it/
連絡先:0375 200416 e-mail info@museodiotti.it (美術館)
+39 3287521463 info@marsiglioneartsgallery.com www.magcomo.it (MAG)
アーティスト:
マルコ・ネレオ・ロテッリ
1955年ヴェネチア生まれ。
1982年大学は建築課程を卒業。現在、ミラノとパリを拠点とする。
ロテッリはこれまでの間芸術と他の知性の分野との間に揺るぎない関係性を築いてきた。≪言葉をイメージへ≫彼は言葉を単純なイメージでは無く、記号的な表現者である。光を用いたインスタレーションで有名な彼だが、あらゆる素材を扱う多彩ぶりが特徴でもある。彼の作品にみられるあらゆる抽象的な解釈の中には、現実の再現性を見ることができる。日本人的に彼を理解しようとするなら、共通の文脈上に瀧口修造を見つけることができるだろう。ロラン・バルトが日本での旅で内面の言語を新しく更新したように、瀧口修造もヨーロッパを旅し、ダリやデュシャンと交流を持ち、“詩人”へと変貌を遂げた。詩人ロテッリの出発点はまさにロラン・バルトにあり、現代を生きる作家としてその人生の旅を続けているのだ。ヴェネチア・ビエンナーレに7度参加。彼の、そして彼の関係した作品はMOMAを含む世界中の重要な美術館に多数収蔵されている。
http://www.marconereorotelli.it/bio.html
篠原 ユキオ
http://www.kyoto-seika.ac.jp/edu/faculty/shinohara-yukio/

榊原 太朗/Taro Sakakibara

http://www.tarosakakibara.com/

2016.11.15

“普遍的変化” 前田 紗希 松野木 望会 二人展


“普遍的変化” 前田 紗希 松野木 望会 二人展
2016年11月15日(火)~11月27日(日)
12時~19時(最終日は17時まで) 月曜休
ステートメント
前田紗希と松野木望会の作品は、油画と日本画というように手法も異なれば、作風も異なる。しかし制作の姿勢や意識にはいくつかの共通するところがある。
青を使うということや、線や図形、あるいは色で、内面にある何かを無意識に表現している感覚。そしてその正体を探すように描き続けているということ。
今回の二人展は、違っているようで似ているそれぞれの作品を共鳴させるような試みだ。
前田 紗希 / Saki Maeda
1993年 福井県出身
2015年 京都造形芸術大学美術工芸学科油画コース卒業。
主な展覧会に、Independent TAGBOAT ART FES 2016(ヒューリックホール/東京)、ACT ART COM アート&デザインフェア2016(Artcomplex Center of Tokyo/東京)
松野木 望会 / Moe Matsunoki
1992年 山口県出身
2015年 京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース卒業。
主な展覧会に、数奇和ギャラリー企画公募展「ギャラリーへ行こう 2015」(大津/西萩窪)、Send 山種美術館 日本画アワード 2016-未来をになう日本画新世代-(東京)

2016.11.06

“RED DOTSⅤ” テグアートフェア2016 


テグアートフェアの推薦作家として、弊ギャラリー取扱作家4名、2016年度のテグアートフェア2016年の特別展に出展致します。
石原 孟/Tsutomu Ishihara
藤田 薫/Caori Fujita http://caori-fujita.com/index.html
アルマンド・フェットリーニ/Armando Fettolini http://www.armandofettolini.com/
シーズン・ラオ/Season Lao http://www.season-lao.com/art-photo/

詳しくは下記リンクより
ギャラリータグボート
http://www.tagboat.com/contents/select/2016_daeguartfair/2016_daeguartfair.htm
テグアートフェア
http://www.daeguartfair.com/main2016/contents/main/main.html

企画:Gallery CAUTION

http://gallerycaution.com/

2016.10.18

不可侵の領域


2016年10月18日(火)~23(日)
12:00-19:00 (最終日17時迄)
井筒 有紀、坂東 瞳、藤田 真由美
平面、立体を交えた3人展。

2016.10.03

中山 智介展


Space1
大本山妙蓮寺

2016年10月3日(月)~10月10日(祝)
10時~16時 水曜休み
京都市上京区寺之内通大宮東入ル(寺之内通堀川西入ル)
大本山妙蓮寺
http://myorenji.or.jp/
[アクセス]
•京都駅中央口【 B1】乗り場 市バス【9番】二条城・西賀
茂車庫行、【堀川寺之内】停留所下車、寺之内通り西へ
100m徒歩2分
•地下鉄烏丸線「四条」駅/ 阪急京都線「烏丸」駅より市
バス【12番】二条城・金閣寺・立命館大学行、【堀川寺
之内】停留所下車、徒歩2分
•地下鉄烏丸線「京都」駅より国際会館方面へ乗車、
「今出川」駅から徒歩16分
※作家は妙蓮寺に会期中常在。拝観料として500円が別途かかります。
Space2
ギャラリー知
2016年10月4日(火)~10月16日(日)
12時~19時(最終日は17時まで) 月曜休み
京都市中京区寺町通丸太町東入ル南側下御霊前町633
青山ビル1F TEL.075-585-4160



協賛:ペベオ
http://www.pebeo.co.jp/
中山智介website
http://tomosuke.net
お問い合わせ先
090-4248-4099

2016.9.08

“深呼吸” 安 永燦 個展


GALLERY TOMO、MAGギャラリー監修
深呼吸
安 永燦 個展

キュレーション:青山 知相、サルバトーレ・マルシリオーネ
オープニング:9月8日(木) 19:00より
GALLERY TOMO ITALYことMAGギャラリー、ヴィア・ヴィターニ、31、コモにて
会期:2016年9月8日から10月1日迄
※京都のギャラリーは期間中クローズします。

営業時間:火曜日~土曜日
午前10時~13時、15時~19時半迄
ご連絡先:+39 3287521463 info@marsiglioneartsgallery.com www.magcomo.it
後援:ルイージ・ルッソロ資料連盟
展覧会ステートメント
 
 激動の20世紀。グローバリゼーションの時代が高らかに叫ばれてからたくさんの時間が経った。国家、人、それぞれの事実がばらばらになったこの世界で、GALLERY TOMOとMAGによる東洋と西洋を繋ぐプロジェクトで今回焦点を当てるのは、大韓民国のアーティスト、アン・ヨンチャンだ。
 アン・ヨンチャンは朝鮮戦争休戦後間もない1959年に韓国は釜山に生まれた。日本の大阪芸術大学に学び、歴史の逡巡を抱える極東の2つの国両方にアイデンティティを得た。1985年に初個展を韓国で行って以降、韓国、日本、アメリカで多数の個展を開催し、そのエネルギッシュな作風は国際的に高い評価を得ている。韓国伝統の韓紙を使った鮮やかな色彩のペインティング、時にはゴムをも使用した支持体を用いるなど誠に融通無碍な作風である。わたしは、作品の支持体とは人々が根を下ろす大地そのもののように感じることがある。西洋におけるカンバス、東洋の韓紙、和紙などそれぞれの大地の上に風土やそこに住まう人々の息遣いも含まれた地域の特色が現れる。
イタリアと韓国は両国ともに半島国家であり、地理的要因から生じる外界からの様々な干渉を受ける運命にあり即ち構成原理が共通する。グローバリゼーションの進展とは、近代まで構築された領域国民国家の在り方を分解されていく過程ともいえる。これは非情な速度で進行しており、そういった現在こそアートというソフトパワーを用いて境界の外の部分、異文化の論理を内在的に理解することが人々の共存のための重要な助けとなる。 
私は2年前、ローマのMAXXIでナム・ジュン・パイクの回顧展“THE FUTURE IS NOW!”を観た。彼の制作コンセプトも東洋と西洋の融合がテーマのひとつであったが、異文化と共生するために必要なリテラシーというのは一朝一夕でできるものではもちろんないし、もしかすると共生は言葉自体が欺瞞のようで、不可能なものだとすら思える。しかしながらこの展覧会は、アジア発信の先駆的メディアアートの果たす役割として未来の“定義”を現代に提示していた。我々は当然外交官ではないが、我々の行うアートの果たす役割、文化の交換は各地域文化の歴史的な関係性を理解する上で重要なものだと考えているしわたしたちの展覧会も地域研究の蓄積になるだろう。
アン・ヨンチャンの芸術コンセプトについて大阪芸術大学美術学部教授の坪田政彦はこう言及する。
「アン・ヨンチャンは、自分の呼吸と自分の歩幅で歩くアーティストである。彼は樽の中で、ワインが熟成するように時を待つ。だが決して待つわけではない。血が流れるように脈を打ち、時には、激しく赤・黄・青と鮮やかな色彩に彩られている。火山のマグマのように、豊かな感性と資質が根底に眠り、彼の本質を呼び覚ます。それが彼の仕事を支えている。」
 彼のスタイルを感覚的に示す言葉だが、彼は版画家でもなく純粋なペインターでもない。とても自由にふるまう。時代の空気とともに、諧謔性を持って未来に向けて追及していくのだ。これまで描かれてきた作品は木の上に描かれた自画像からシルクスクリーン、犬をモチーフとしたアクリルやオイルなどが代表的なものだ。これらは画材を特定せず無限の宇宙的な拡がりを感じさせる。
しかし、アン・ヨンチャン作品全てに共通する作品の具体的な主題がある。どの作品にも境界線が描かれているのだ。内と外を隔てるこの線は、入口でもあり出口でもある。仏教に衆生(※サンスクリット語でbahujana)という言葉があるがこれは多くの生命が同じ世界に共に生きているという意味だ。絵に込められたこれらの境界線は、自我と他者との関係性を示すものであり、拡張していく世界観と自分を守る領域を様々な動きを見せる異なるドットを描くことによって個性的に表現している。2012年、アメリカはLA アートコアで開催された展覧会はこういったスタンス・作風がアメリカの人々に広範に受け入れられ、快調なセールスを記録した。そしてこの度イタリアデビューとなる本展覧会のために、彼は完全なる新作を準備した。深呼吸をするように新しいページをめくる、アン・ヨンチャンというアーティストの軌跡を可視化する現在進行形のストーリーを皆様のご覧に入れる。
GALLERY TOMO 
青山 知相
MAGギャラリー
http://www.marsiglioneartsgallery.com/wordpress/en/young-chan-an-present-breathe-solo-show/

The MAG Gallery and TOMO Gallery of Kyoto
present
Young-chan An, “Respirare”

Exhibition curated by Salvatore Marsiglione and Tomoharu Aoyama
Opening: Thursday September 8th 7.00pm at MAG in Via Vitani, 31 Como.
The exhibition will be on till October 1st 2016
Opening times: fromTuesday to Saturday 10:00am- 1:00pm and 3.00pm- 7.30pm
Info line : +39 3287521463 info@marsiglioneartsgallery.com www.magcomo.it
With the Patronage of the Association Luigi Russolo’s Archives of Como
For the first time in Italy the solo show of the famous Korean artist Young-chan An with a series of 25 absolutely original artworks, especially created for Como’s exhibition.
Statement
Young-chan An, “Respirare”
The 21st century is full of upheaval, and a lot of time has passed since globalization first rang out. In a world where nations and people have become more and more separated, as a project to connect the East and West, GALLERY TOMO and MAG feature the Korean artist, Young-chan An.
Young-chan An was born in Busan in 1959, right after the Korean War cease-fire. Having studied at Osaka University of Arts, he takes his identity from two East Asian countries with indecisive histories. After his first solo exhibition in South Korea in 1985, he has held several solo shows in South Korea, Japan, and the United States, receiving international praise for his energetic style. Indeed, he has a versatile style, with his vividly colored paintings that use traditional kanshi (Korean paper), at times using rubber as a ground. I feel as if these surfaces are like the earth where people lay down their roots. Whether with the Western canvas or East Asian kanshi or washi, among others, artists create topologies on these grounds, and we can see characteristics of each region, including the breath of those people who live there.
 Italy and South Korea are both peninsular countries and share a similar fate, having seen interventions from other countries due to their geographical locations. Namely, they share the same fundamental organization. With the development of globalization, we can say the territory of nation-states, constructed until the early 20th century, have been in the process of dismantling. This is continuing at a heartless speed. It is because of this reality that we should use the “soft power” of art to internally understand boundaries and cultural differences, which can be an important factor in helping people to co-exist.
Two years ago, I saw Nam June Paik’s traveling exhibition, “The Future is Now” at MAXXI in Rome. One of his concepts is the fusion of East and West, but there also the idea that the essential literacy needed to harmonize cultural differences cannot be attained in a day; perhaps the word “symbiosis” itself is deceitful and impossible. However, this exhibition, playing a role as cutting-edge media art from east Asia, suggested a “definition” of the future to today. Of course, we are not diplomats, but the role that our art plays and cultural exchange is necessary to understand the historical relationship between regional cultures. No doubt, our exhibition can also add to the accumulation of regional research.
“Young-chan An is an artist who walks by his own breath, at his own pace. He is a wine waiting to mature inside a barrel. But by no means is he just waiting. He is pulsating like flowing blood with intense, brilliant colors — red, yellow, and blue. Like volcanic magma, a rich sensibility and talent lies at his core, evoking his true nature. This is what drives his work.”
This may be an intuitive way of describing his work, but he is neither a printmaker nor pure painter. He is extremely free. Following the spirit of his age, he investigates the future with a sense of jest. Of his works up to now, some of the most representative are his painting of himself painting a self-portrait on top of a tree, his silkscreens, and his acrylic and oil paintings of dogs. Without being limited to a certain material, his oeuvre expands infinitely like space.
There is one concrete motif, however, that runs through all of Young-chan An’s work. In each of his works, boundary lines are painted. These lines that demarcate inner and outer can act as an entrance, but also an exit. In Buddhism, there is the idea of shujo (bahujana in Sanscrit), which means that many living things are co-existing in the same world. The boundary lines in his work represent the relationship between himself and others, and, amongst an expanding world, different dots make shapes and regions with various movements that protect him are uniquely expressed. In 2012, at an exhibition held at Art Core, Los Angeles, this stance and style was widely accepted by Americans, and the show saw excellent sales. For this exhibition, as his debut show in Italy, he has prepared completely new works. A new page has been turned, as if taking a deep breath. Here, we show the visualization of his traces, the present continuous story of Young-chan An, the artist.
GALLERY TOMO 
Tomoharu Aoyama
MAG
http://www.marsiglioneartsgallery.com/wordpress/en/young-chan-an-present-breathe-solo-show/

2016.8.05

KEI ARABUNA solo exhibition ‘empty portrait’


KEI ARABUNA solo exhibition ‘empty portrait’
本展示は「現代社会の発展とその対価」をコンセプトとした木、鉄、ガラス等をマテリアルとした立体及び空間展示。国内未発表の“責任シリーズ”に新作を加え、その他含め大小様々な形態、素材の作品を約20点ほど展示。会場にて2016年作曲した曲をリピート再生。合わせてシングルとして会場で発売。石川に住まうオルタナティブアーティストKEIの京都初となる個展。
2016年8月5日(金)~21日(日)
12:00-19:00(月曜休・日曜17時迄)
【作家在廊日の目安】
①8/5→11日 ②17日→21日
アーティスト・ステートメント
先日パリからスペインまでヒッチハイクで回っていた時、
美術史を学んでいたという少女と遭遇した。
その際の会話の中で出てきた言葉“Empty portrait”という言葉を今展覧会タイトルにした。
被写体自体を入れずその存在を感じさせるように撮影する写真の技法だ。
確かにそこに存在はあるのに、目には見えない。
見ようと思えば見えるし、聞こうと思えば聞こえる。
あなたの目に見えている世界はただの景色でもあり、誰かの生きた証でもあるから。
KEI ARABUNA
http://keiarabuna.weebly.com/

2016.7.19

山本 真也 個展 “UNDER THE BLACKSTAR”


山本 真也 個展 “UNDER THE BLACKSTAR”
2016年7月19日(火)~31(日)
12:00-19:00(25日休・最終日のみ17時迄)
デヴィッド・ボウイの死は衝撃的だった。死んだこと自体もだが、その死に様が。
周知の通り、ボウイはミュージカル、フォーク、ロック、ソウル、アンビエント、ディスコ、ドラムンベース等、様々に音楽性を変化させ、伴ってヴィジュアルも変化させ、幾つものペルソナを作り出し、役者もやる、絵も描く、債券も発行する、その影響は一音楽家の枠を超え、この半世紀における文化的巨人であった。
流石のボウイも病に臥せった2004年以降は新作の発表が無く、半ば引退したかに思われていたが、2013年に復帰作『THE NEXT DAY』をリリース。これまでの集大成的内容であり、且つ新たな試みも鏤められた、実に豊かな作品だった。しかし直後、癌の宣告を受ける。
死を悟って挑んだラストアルバムが、展覧会のタイトルにもなっている『BLACKSTAR』だ。ここに来てボウイはまたも”change”を敢行。ダニーマッキャスリン等、ジャズの新局面を探求するミュージシャン達と共作し、往年をも凌ぐ大胆な転身を見せ、そして発売の翌々日に逝った。「こっちを見上げてみな、俺は天国にいる」と歌い、PVでは痩せ細り血管の露になった手をアップにする等、自己のヴィジュアルも芸術の一部として来たボウイは、ここで死相すらアイコンにした感がある。
全く、こんな死に方が出来るものか。
僕は『BLACKSTAR』を主題に展覧会をやろうと思った。
山本 真也
作家プロフィール
1978年●芸術に縁遠い家庭に生まれる。
2001年●語学勉強の為、フランスへ。父に「しっかり学んで来い。まさか画家になって帰って来るなよ。」と見送られる。
2003年●画家になる決意をして帰国。サウナの中でその思いを告白し、父に二種類の汗を同時に掻かせる。以降、ルーヴルで見たアングルが絵画における原体験だったこと、最初に描いたモチーフが友人に連れられて行ったクロッキー会のモデルさんだったこと、しかもエマニュエル夫人に似ていたこと等から、人物を中心に描く。
2006年●京都大学フランス語学フランス文学専修卒業
2009年●個展『青春の断面図』(@京都・ヒルゲート)
2010年●ライフドローイングスクール・アトリエROJUEの講師に就任
2011年●アトリエROJUE展『人体デッサンとその向こう』(@京都・ギャラリー知)
2012年●DESSIN EXPOSITION(@京都・ギャラリー知)
2013年●個展『LOVE』(@京都・ヒルゲート)
2014年●個展『言葉無しで語る人』(@京都・綾小路ギャラリー武)
2016年●個展『UNDER THE BLACKSTAR』(@京都・ギャラリー知)
山本 真也個展 『UNDER THE BLACKSTAR』
【会期】2016年7月19日(火)〜7月31日(日)※25日(月)休廊
【時間】12時~19時 ※最終日〜17時
【クロージングパーティー】7月30日(土)18時〜21時 ※参加費500円
【会場】GALLERY TOMO/ギャラリー知
【会場電話番号】075−585−4160
【会場住所】〒604−0995 京都市中京区寺町通丸太町東南角下御霊前町633青山ビル1F
【最寄り駅】京阪電車神宮丸太町駅より徒歩5分、地下鉄烏丸線丸太町駅より徒歩7分、地下鉄東西線市役所前駅より徒歩7分
【会場URL】http://gallery-tomo.com/

2016.6.21

濱谷 綾菜 個展


2016年6月21日(火)~6月26(日)
12:00-19:00(最終日のみ17時迄)
“自然の中から見いだす動物の姿”をテーマとした展覧会
濱谷 綾菜
1991年 富山県生まれ
2015年 京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース 卒業
現在、京都造形芸術大学大学院修士課程日本画分野二回生
グループ展
2011年 ヨンブンノイチ展(富山県民会館)
2012年 だんだん展(ギャラリーウェーブ)
      ゆう展(富山市民プラザ)
2013年 ふたり展(ギャラリー空・鍵屋)
   ゆう展(富山市民プラザ)
2014年 くるくる展(ギャラリーアーティスロング)
  倣古〜わたる風 筆はしる〜(京都市国際交流会館)
ゆう展(富山市民プラザ)

2016年6月21日(火)~6月26(日)
12:00-19:00(最終日のみ17時迄)

2016.5.19

ART BUSAN 2016


ART BUSAN 2016
5/19 – 23, 2016
BEXCO B-02ブース
出展作家
AN Young-chan
SON, IL
PARK Sunhwa
Max PAPESCHI http://www.maxpapeschi.com/
FUJITA Caori
 http://caori-fujita.com/

ART BUSAN 2016
5/19 – 23, 2016
http://artbusankorea.com/2016/en/?ckattempt=1
BEXCO Booth No: B-02
Artists
AN Young-chan
SON, IL
PARK Sunhwa
Max PAPESCHI http://www.maxpapeschi.com/
FUJITA Caori
 http://caori-fujita.com/

2016.3.29

金沢美術工芸大学グループ展  -まだ帰りたくない-


金沢美術工芸大学グループ展  -まだ帰りたくない-
2016年3月29日(火)→4月10日(日)
12:00→19:00
※日曜・最終日は17:00 月曜休
筒井 愛子、永井 ちなみ、橋本 充智、増田 智瑛、宮﨑 竜成、山岸 耕輔
ざあざあはねる 水のおと
はしゃぐ子 ひざをかかえる子
とおくで だれか歌ってる
「じゃのめのおむかえまだくるな」
おてんとさまの 目をさけた
ここは毎日 非日常
君のこころに 耳をあて
今日はいったいどんな雨?

2016.3.10

国際ヒトコマアート展覧会 京都精華大学のカートゥーンアーティストたち


監修: 青山 知相、サルヴァトーレ・マルシリオーネ
オープニング: MAGギャラリー 2016年3月10日(金)19:00
期間: 2016年3月10日~4月2日
問い合わせ:
コモ : +39 3287521463 info@marsiglioneartsgallery.com
京都: +81 75 5854160  info@gallery-tomo.com
会場: MAGギャラリー (コモ) : ヴィア・ヴィターニ 31、コモ、イタリア
主催: GALLERY TOMO、MAG
協力: 京都精華大学カートゥーンコース
後援: 京都精華大学、ルイージ・ルッソロ資料連盟、KBS京都、京都市、在ミラノ日本国総領事館 
出展アーティスト:
TARO SAKAKIBARA 榊原太朗
TAKATOSHI OKAYAMA 岡山 隆俊
KANA HASHIMOTO 橋本 佳奈
TSUYOSHI OGAWA 小川 剛
YUKIO SHINOHARA 篠原 ユキオ

プロフィール
榊原 太朗 1983年生まれ
京都精華大マンガ学部助手。 マンガ的表現をベースに、日本の地方のノスタルジックな街並みをモチーフとした作品を制作している。
在学中より国内のコンペ受賞。東京、京都などで個展、グループ展。 アートイベント“オカベトリエンナーレ”を 2006年より企画、開催。 個展や国内外のアートフェアを中心に作品を発表
岡山 隆俊 1987年生まれ
2011年 京都精華大学マンガ学部卒業 大学在学中よりカリカチュア作品に取り組みプロ作家として活躍。
2014年 TV番組用イラスト制作会社(株)データクリエイション設立(DataCreation Co.Ltd.)
カリカチュア作家としても国内のコンペで多数受賞。
橋本 佳奈 1986年生まれ
2010年京都精華大学マンガ学部卒業卒業後、同大学でアシスタント期間を経て作家生活に入る。 国内での個展やアートイベントでイラストレーターとして作品を発表する。
小川 剛 1981生まれ
京都精華大学大学院芸術研究科 博士前期課程修了 京都国際マンガミュージアムの研究スタッフとして多くの展覧会企画に参加、カートゥニストとしても個展、企画展等で作品を発表
。
現在 崇城大学芸術学部デザイン学科マンガ表現コース助教
京都精華大学国際マンガ研究センター共同研究員
篠原ユキオ 1948年生まれ
京都教育大学美術学科卒業 大学在学中よりカートゥニストとして朝日・読売・産経・日経などの大手新聞社を中心にカ ートゥーン、イラストレーション、エッセーを連載する。 国内外の多くのカートゥーンコンペで受賞。最近は『HITOKOMART』と名付けたユーモアアート作品を中心に国内外で個展。

現在 京都精華大学マンガ学部教授 
公益社団法人 日本漫画家協会参与
FECO JAPAN 会長
 
 挨拶にかえて
 2013年から始まったMAGとGALLERY TOMOのパートナーシップはこの2年間、飛躍的に関係性を強めてきた。日本におけるイタリア現代美術の発信事業の成功はその代表的な好例だ。サルヴァトーレ・マルシリオーネ氏の協力を得て、初めてイタリアの地で我々が紹介するのは日本の文化を代表する『マンガ』だ。本展は、GALLERY TOMOからMAGへ渡る記念すべき初めての展覧会となった。
 宗教、文化を背景に歴史的な背景が全く異なる両国だが、関係性は非常に深く日本におけるイタリア文化に対する興味は非常に高い。両国は今年、国交樹立150周年を迎えた。昨年から今年にかけて日本ではレオナルド・ダ・ヴィンチや、ジョルジョ・モランディの17年ぶりの本格的な個展、現在は日本史上最大のサンドロ・ボッティチェリの展覧会が東京で開催されている。
 『HITOKOMA ART』とは、今回の展覧会を構成するアーティストで、京都精華大学のマンガ学部カートゥーンコースの教授であり、マンガ家としても著名な篠原ユキオが展開する『ヒトコマ漫画』と『ART』をくっつけた造語だ。今回は篠原ユキオのHITOKOMA ARTの精神を継いだ中から選ばれた小さなシリーズと、『SEIKA』を代表し、GALLERY TOMOとも縁のあるアーティストである榊原太朗、小川剛、岡山隆俊、そして主に国内のアートイベントで活躍する橋本佳奈と合計5名が選抜されここに作品を展示する。
 今回のイベントに大きな尽力賜った京都精華大学は日本で初めてのマンガ学部を設置した大学として知られている。また京都市と共同運営するかたちで「京都国際マンガミュージアム」を開設・運営するなど、文化・表現メディアとしてのマンガの研究・収集・保管・展示に力を入れている。イタリアではミラノ工科大学が参加しているCumulusにも日本の大学の中で初めて加盟した。「自由自治」を教育理念とし、2000年にはダライ・ラマ14世が招聘され「宗教と芸術」というテーマで講演を開催するなど、表現のあり方について日本でも随一検証を重ねている学府でもある。
 展示をするにあたって日本に関係する欧州の漫画家として19世紀のジョルジュ・ビゴーの名前は挙げておきたい。ジャポニスムに興味を抱いたビゴーは若くして日本を訪れ、江戸時代から明治期へと王政復古を遂げた戦前の日本の当時の世相を本の挿絵や欧州の風刺漫画を伝えて残した。これらは少なからず日本のマンガ文化の形成に影響を及ぼした。その後のマンガ、アニメなど世界で評価される日本のサブカルチャーの船出は東洋だけでなく西洋のDNAも大きく寄与している。
 そして新たな世紀の今、東洋から来た私たちも、イタリア、欧州の皆様も、“風刺の精神”を考えたとき、昨年起きた痛ましい事件「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)襲撃事件」を思い出すだろう。この事件は、「表現の自由」がイスラム過激派に脅かされたとして事件は大きな波紋を呼んだ。しかし表現の自由には風刺の対象とされる人々の信仰の自由が侵害されていることも考慮しなければならない。表現の自由の不適当な行使は、人々を繋ぐ縦と横の心の軸を歪め、あまりにも安易に他者の宗教、かかわる人々までを否定することになる危険性を孕んでいる。
  日本には八百万の神という神道の考えがあり、森羅万象のものに魂が宿ると考えられている。これは言い換えると「和」という日本人特有の考えかたで、他者を尊ぶマクロな視点の現れでもある。グローバルな配置が急速に変化する今、真のグローバリズムとは物事の捉え方の単純な二極化では無く、未知の文化に敬意を払い理解に努める態度が必要と考える。それは左右にどちらかに偏らず、中道の視点のことだ。日本のカートゥーンマンガ文化にはユーモアや謎かけのようなもの、クリティックな要素も伴い、鑑賞者との対話が活発となり見る側との融点を見出すのが重要なテーマがある。これらを読み解く楽しみもひとつの方法論だろう。
 
GALLERY TOMO 青山 知相
※京都ではなく、ギャラリー知イタリア支店であるMAGギャラリーでの開催です。