GALLERY TOMO

2020.10.18

篠原 猛史 「可視の臨界点」

篠原 猛史 「可視の臨界点」
2020年11月14日(土)~28日(土)
月・火曜休廊
13:00-19:00 最終日17時迄

※要予約
・お越し頂ける方は、以下のフォームよりご希望の来廊時間をお問合せ下さい。
・マスクの着用と検温にご協力下さい。ご予約の時間に来られない場合キャンセルとさせて頂きます。
https://gallery-tomo.com/contact/

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風、火、水、音などの自然界に見られるさまざまな要素によって特徴づけられる篠原の作品群は、作者の思いを鑑賞者に対して一方的に提示するものではなく、特別な仕掛けを用いるわけでもなく、鑑賞者が作品と向き合うことで明らかになる。作品という現象のなかに興味深く入り込み、アーティストと共感(エンパシー)を得ることで、我々は却って「見る」という行為を純粋に楽しみ、感覚を解きほぐしながら環境の中に新しい発見や体験をする機会を得ることができる。作品はきっかけに過ぎない。

これは昨年の展示でも同じことを申し上げた。そしてこの一年間で世界は苛烈な変化に見舞われ、特に新型コロナウイルスが社会へ与えた影響の大きさは計り知れない。
様々な意見や時に争いが起き、グローバリズムは寸断され、意見交換もままならず選択した施政者に運命を委ねる時代だ。しかし、ウイルスが歴史の行方を決めるわけではなく、決定するのはやはり人間である。

様々な環境の中、様々な人間が住むこの世界で、感染症に対しては正しい科学的なアプローチで臨み、異なった価値観の人間同士が手を取り合って対処しなければならないのがウイルスだ。しかし現実に我々は手を取り合うことは非常に難しい。なぜならこの世界において科学が及ばない領域も大きいからだ。

人によって、必要なもの不必要なものがある。この目の前の危機に連日曝され、いよいよ思考を放棄したり、存在自体に疑いを持ったり、はたまた人間自体が儚いものだという自覚を深めたり、ものや命の価値が揺れ動く。

そんな中、一見取り上げる価値のないと思われるものを一つの文化史として浮上させる、パサージュ論的な、そういった思考の転換がアートの役割のひとつではないかと考える。

ギャラリーが社会から切り離されたアートを鑑賞するためだけの空間ではなく、人間が社会や自然環境と深く関わりながら生きることの可能性を、展示を通して改めて提案したい。

篠原は東京大学においても授業、ワークショップ形式の講座を開いている。触発と創造の為の芸術ワークショップと題したもので、この講座は学生だけでなく社会人も参加できる。さまざまな立場の人々が参加する中、作品を介して内と外を隔てることなく水平的に作品を通じて人々の思考の幅を刺激する、アートの社会的機能を示すものである。
また、京都ではRESI STAY弘庵別邸という部屋が4つあるホテルの客室に篠原の作品が常設されている。こちらも機会があれば是非ご覧になってほしい。

GALLERY TOMO
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篠原猛史
アーティストホームページ
https://www.takeshishinohara.com/

2020.9.22

近藤 大祐 個展 ”INTERMISSION”


近藤 大祐 個展 ”INTERMISSION”
2020年10月3日(土)~17日(土)
月・火曜休廊
13:00-19:00 最終日17時迄

ニュイ・ブランシュKYOTO
初日の3日、19時以降も本イベントに合わせて入場制限の上開放します。
https://nuitblanche.jp/

※要予約
お越し頂ける方は、以下のフォームよりご希望の来廊時間をお問合せ下さい。
https://gallery-tomo.com/contact/

【展示テキスト】
 近藤大祐の作品は注射器を使った特徴的な技法で出来上がる。彼が出逢ってきた風景を情報として体の内側に取り込み、非常に計画的に構築した設計図に従って画面上に絵具を重ねた末に完成している。画面の中で自然と人工物が調和させるそのスタイルは、これまでご好評を頂いてきた。

 今年は特にコロナ禍で、本来あった予定がリスケジュールを余儀なくされてしまい、彼にとっても作家として不完全燃焼の部分が現れた。その中にあって与えられた時間を活用し、今一度制作を見つめ直し、新シリーズに取り掛かった成果を今回ご覧に入れる。

 LINKシリーズと題されたこれら新作では、現実と対峙する作者をフィルターとして、虚構でつくり出された街並みと人々が描かれている。
 彼ら、人々はおそらくそれぞれがストーリーを持っているだろうが、ヴィヴィッドに塗られながらも温度を持ちつつ絞られた色彩で、同じ時間を過ごし交錯していながら関わることはない作者の前をただ通り過ぎる風景となっている。

 記憶の断片を繋ぎ合わせるようにして、モノクロームで表現される匿名性を持たせた建造物と合わせたこの2つの要素の画面内での奇妙な同居は、分極化が進む現代社会の分断を想起させる。そしてウイルスの登場によって現実が脆く崩れ去って右往左往している我々を表現した、浮世絵的な自画像かもしれない。

GALLERY TOMO

【アーティストプロフィール】
近藤 大祐 | KONDOUH TAISUKE

1993 静岡県生まれ   
2018 京都造形芸術大学 大学院 芸術専攻 ペインティング領域 修了

個展 
2016「 au × 近藤大祐」auショップ北白川、京都
2017「 近藤大祐 個展」GALLERY TOMO、京都
2018「 近藤大祐 個展 -PROLOGUE-」GALLERY TOMO、京都
2019「 近藤大祐 個展 -CHRYSALIS-」GALLERY TOMO、京都

グループ展
2014「 STOP 展」GALLERY TOMO、京都
2016「 京都造形芸術大学 卒業制作展」京都造形芸術大学、京都
2016「 京都造形芸術大学 大学院 芸術専攻 修士1 年生作品展 HOP 展」ギャルリ・オーブ、京都
   「 藤田海周× 近藤大祐 二人展 Connect」GALLERY TOMO、京都
2017「 京都造形芸術大学大学院 芸術専攻 修士2 年生作品展 SPURT 展」ギャルリ・オーブ、京都
2018「 京都造形芸術大学 大学院 修了制作展」ギャルリ・オーブ、京都
2019「若き表現者のためのコレクション展 Vol.8」ギャラリー菊、大阪
「学園前アートフェスタ」浅沼記念館、奈良

アートフェア
2018「 ART OSAKA 2018 」ホテルグランヴィア大阪、大阪
   「 UNKNOWN ASIA ART EXCHANGE OSAKA 2018 」ハービスホール、大阪
2019「 ART OSAKA 2019 」ホテルグランヴィア大阪、大阪
   「 SYDNEY CONTEMPORARY 」豪
2020「 AiPHT PLUS 」パークホテル東京、東京

1993 Born in Shizuoka, Japan
2018 Master of painting field (Oil painting) in Kyoto University of Art and Design(KUAD)

Solo exhibitions
2016 “au x KONDOUH Taisuke” au shop Kitashirakawa, Kyoto
2017 “ KONDOUH Taisuke Solo Exhibition” GALLERY TOMO, Kyoto
2018 “KONDOUH Taisuke Solo Exhibition -PROLOGUE-” GALLERY TOMO, Kyoto
2019 “KONDOUH Taisuke solo Exhibition -CHRYSALIS-” GALLERY TOMO, Kyoto

Group exhibitions
2014 “STOP” GALLERY TOMO, Kyoto
2016 “Kyoto University of Art and Design Graduation Exhibition” Kyoto University of Art and Design, Kyoto
2016 “ Kyoto University of Art and Design, Graduate School of Arts Master’s 1st Grade Exhibition HOP ” Galerie Aube, Kyoto
“ FUJITA Kaisyu x KONDOUH Taisuke -Connect- ” GALLERY TOMO, Kyoto
2017 “Kyoto University of Art and Design, Graduate School of Art Master’s 2nd Grade Works Exhibition SPURT Exhibition” Galerie Aube, Kyoto
2018 “Kyoto University of Art and Design Graduate School Exhibition” Galerie Aube, Kyoto
2019 “Collection for young artists Vol.8” Gallery Kiku, Osaka
“GAKUENMAE ART FESTA” Nara

Art fairs
2018 “ART OSAKA 2018” Hotel Granvia Osaka, Osaka
“UNKNOWN ASIA ART EXCHANGE OSAKA 2018” Herbis Hall, Osaka
2019 “ART OSAKA 2019” Hotel Granvia Osaka, Osaka
“SYDNEY CONTEMPORARY” Australia
2020 “AiPHT PLUS” Park hotel,Tokyo

アーティストホームページ | Artist homepage
https://taisuke-kondouh.jimdo.com/

2020.8.20

山田 愛 個展 ”何もいらないからここに行きたい”

山田 愛 個展 ”何もいらないからここに行きたい”
2020年9月12日(土)~26日(土)
月・火曜休廊
13:00-19:00 最終日17時迄

※要予約
※9/25更新 ご予約が満席となりましたので、これ以降お受けすることはできません。
誠に申し訳ございません。
予約優先でご覧いただき、お越し下さった皆様にもご覧いただけるよう配慮致しますので、どうしてもという方はお待ちいただくとは思いますが、そのままお越しください。

https://gallery-tomo.com/contact/

【展示テキスト】わたしにとって、作品をつくることは、“本当に帰りたかった場所”に帰るための手段であり、辿り着くまでの道のりが制作のプロセスです。本展ではドローイングを中心におよそ50点の新作を発表いたします。

【プロフィール】1992年 京都府生まれ。東京藝術大学大学院 美術研究科 先端藝術表現専攻 修了。自身の感覚をたよりに、ドローイングや、絵と石を用いたインスタレーションを制作。主な展覧会に「瀬戸内国際芸術祭2019」

アーティストホームページ
https://yamadaai.com/

2019.12.14

鳥彦 個展 ”憤怒の神殿” | Tori hiko solo exhibition “the Temple of Rage”

鳥彦 個展 ”憤怒の神殿”
2019年12月14日(土)~12月28日(土)
月曜休廊 ※日曜日要予約(アートコレクター用)
13:00-19:00 最終日17時迄

Tori hiko solo exhibition “the Temple of Rage”
12/14 Sat → 28 Sat, 2019
Sunday & Monday closed ※private view for art collectors in Sunday (need booking).
13:00 → 19:00 (Only Lastday until 17:00)

the Temple of Rage(憤怒の神殿)

 “共感”や“連帯”が叫ばれる世の中である。性別、生まれ、政治信条などでこちら側とあちら側を区切り、こちら側にいない人間ならば、どれだけ罵倒しても良いと考えている人間も多い。それは本当に貴方の感情なのか?

 怒るというのは楽だし、気持ちが良い。金も時間もいらない、なんでもいいから難癖をつける相手と、やすっぽい被害者意識があればいい。

 輪郭の曖昧な他人の感情に“共感”するべきではない。自分の感情と、その感情の原因が整理されないまま、他人の感情に引っ張られる。

 個人的な感情を社会正義に格上げするために、他人と“連帯”するべきではない。個人的な感情を、他人から正しいと認めてもらう必要はないのだ。

 内観を行い、個人的な感情をもっと大切に扱うべきではないだろうか。その感情は他人からすれば、まともに取り合う価値のない、下らないものかもしれない。それは何か恐ろしい事だろうか?誰しも理不尽に怒り、表明する自由がある。それによって被る不利益を受け止めるだけの覚悟があるのなら。

 私達の怒りは、性別や、生まれや、社会を糾弾する“正義”のフリをして私達の前に現れる。私達の事を誰かから傷つけられた被害者として慰める。そうして私達を、次なる加害者へと仕立て上げる。

 誰しも、自分自身の領域を持っている。その領域は、誰とも折り合いをつける必要のない、孤独な領域である。その領域は、個人的な体験、過去の決断、自分自身に課す律法によって、より強固に形作られていく。粗雑に扱えば、粗雑な領域にしかなりはしない。それは私達の精神そのものであり、それを私は憤怒の神殿と呼ぶ。

鳥彦

Artist homepage
http://magatu.karakasa.com/

展示にあたって

 異界だとすぐ見て取れる漆黒の世界に存在する鳥人たち。その眼以外には読み取ることが難しい表情の彼らは実は非常に情緒豊かだ。生きものの気配のない洞窟や砂漠のなかにさまざまな形で現れる世界の風景は、静かに我々の眼前に現れる。  鳥彦の”メゾチント”という手段によって記録と同時に、我々の眼前へと召喚された彼らの素性は、絶望に包まれた世界で逞しく生きる個性ある鳥人たちである。理性や判断力、倫理観。どれもが欠落した世界に住まう彼らの表情豊かなふるまいは、我々の世界と密接にリンクしている。我々人類も文字を発明して交易を始めて長い年月が経つが、未だに戦争を克服できず考え方のあまりの違いにさらされ続け、互いを理解し合えぬままだ。
 本展は「憤怒の神殿」と題されており、このアーティストの他者との関係性に対する認識と、境界に対する認識が表されたステートメントが用意されている。SNSは現代社会を投影する一つの装置であり、さまざまな意見をもったユーザーが雑多に混在するプラットフォーム。うまく使うのは難しく、当事者でない部外者も同列に関係する時代。そのSNS産業が拡大するとともに、世の中の全てが情報として処理されつつ時代は先へ進んでいく。

 鳥人たちは絶対的に隔てられた画面の向こうで、漆黒を纏いつつ漂い続ける。これは我々の未来を暗示しているかもしれない何処かに存在する彼らのスナップである。彼らに直接話しかけることはできないが、その姿を通して我々は自分たちを再確認できるだろう。

GALLERY TOMO
青山 知相

2019.11.23

篠原 猛史 イメージのメルクマール | SHINOHARA Takeshi -IMAGE OF MERKMAL-

篠原 猛史 イメージのメルクマール | SHINOHARA Takeshi -IMAGE OF MERKMAL-
2019年11月23日(土)~12月7日(土)
月曜休廊 ※日曜日要予約(アートコレクター用)
13:00-19:00 最終日17時迄
オープニングパーティー:11月23日(土)18時~20時

11/23 Sat → 12/7 Sat, 2019
Sunday & Monday closed ※private view for art collectors in Sunday (need booking).
13:00 → 19:00 (Only Lastday until 17:00)
Opening party: 11/23 18PM-20PM

ステートメント 

 人間と自然の関係性をテーマとした作品によって、思考の限界を取り払うような作品で知られるアーティスト、篠原猛史。GALLERY TOMOでは、新作を中心とする京都での個展としては1994年の京都文化博物館以来、実に25年ぶりとなる「イメージのメルクマール / IMAGE OF MERCMAL」を開催します。

 時間、音、火、風、土などの自然界に見られるさまざまな要素によって特徴づけられる篠原の作品群は、作者の思いを鑑賞者に対して一方的に提示するものではなく、特別な仕掛けを用いるわけでもなく、鑑賞者が作品と向き合うことで明らかになります。作品という現象のなかに興味深く入り込み、アーティストと共感(エンパシー)を得ることで、我々は却って「見る」という行為を純粋に楽しみ、感覚を解きほぐしながら環境の中に新しい発見や体験をする機会を得ることができます。作品はきっかけに過ぎません。

 ひとつ説明を加えるなら、作品のなかに現れる重要な存在にうさぎがあります。このうさぎはアーティストの生に対しての態度を象徴しています。かつてヨーゼフ・ボイスに師事し、その薫陶を受けた篠原は、ボイスが生涯モチーフとしたうさぎに彼もまた思い入れを持ちます。うさぎは、肉食動物のように強くはありませんが、生きるためのパワー、勇気を備えています。前に進むときは常に跳躍前進です。

 篠原の印象的な言葉に、「原始的秩序とその循環を誘発し、増幅され、昇華される」というものがあります。自然の原理に厳密に運命付けられた、この世界の秩序。裏腹に、無秩序を表象する人類社会に於いて、人々が生きるさまざまなストーリーは、時代ごとに統計的解釈をもってヒントを我々に与え、しかし無秩序と可逆性の理解が増大しています。このまま無秩序が増大し、生命の秩序ある発展、歴史や情報の伝達はどうなるのでしょう?アートは常に鍵となります。
 
 例えば世界が温暖化のプロセスにあることに疑問の余地はほとんどありません。日本だけでも昨年の西日本豪雨、今年の関東を襲った大変な災害。国外でも環境問題を訴えるグレタ・トゥーンベリという少女が現れるまでになり社会に多大な(現代的に)影響を及ぼしています。しかしボルツマンの法則に現れているように、自然の原理は一方向にしか進みません。温暖化の果てに待っている未来はおそらくわかりきっていますが、それなのに我々の存在する意味は果たして何でしょうか。

 篠原はまた、東京大学においても授業、ワークショップ形式の講座を開いています。触発と創造の為の芸術ワークショップと題したもので、この講座は学生だけでなく社会人も参加できます。さまざまな立場の人々が参加する中、作品を介して内と外を隔てることなく水平的に作品を通じて人々の思考の幅を刺激する、アートの社会的機能を示しています。こういったことから、今回のギャラリーでの展示は、社会から切り離されたアートを鑑賞するためだけの空間ではなく、人間が社会や自然環境と深く関わりながら生きることの可能性を、展示を通して改めて提案しています。

GALLERY TOMO
青山 知相

https://www.takeshishinohara.com/

■篠原猛史
京都市に生まれる
1980-81 プラッツインスティトュート(ドローイング専攻)
1982   バンクーバーで環境彫刻を学ぶ (公費留学)
1989   アクラ (ガーナ)で環境造形を学ぶ
1995   フランス マゼレール セントラムで学ぶ (公費留学)
2005   オーウルゴーウルデン・ラボで芸術設計を学ぶ (公費
    留学)
2006   ニース・ラボで芸術設計を学ぶ (公費留学)

主な個展
1979 「Drawing Performance」(ニューヨーク/アメリカ)
   「Drawing of the sea」(リバプール/イギリス)
1981 「New York Sound Drawing」(ニューヨーク/アメリカ)
1983 「Rain Painting」BOX Gallery (ロスアンゼルス/アメリカ)
1989 「南アメリカの風と土展」(アクラ/ガーナ) 追加
1994 「篠原猛史の美術世界展」京都文化博物館 (京都)
1996 「ベルギーでの仕事展」フランスマゼレールギャラリー(カスタルレー/ベルギー)
1997 「音の原風景」ギャラリエ アンドウ (東京)
1998 「木の音」ギャラリエ アンドウ (東京)
1999 「領域の空」 ギャラリエ アンドウ (東京)
「篠原猛史のネイチャー・ワンダーランド」国際青少年公園 (愛知)
2000 「ふたごのパラドクス」ギャラリエ アンドウ (東京)
  「フランドルでの仕事展」 ゲントギャラリー (ゲント/
  ベルギー)、(エイヘント・ホーヘン/オランダ)
2001 「タイダルウェーブ」ギャラリエ アンドウ (東京)
2002 「濾過等価原理」ギャラリエ アンドウ (東京)
2003 「循環と波動」ギャラリエ アンドウ (東京)
2004 「場所の値」ギャラリエ アンドウ (東京)
2005 「場と量の変換性」ギャラリエ アンドウ (東京)
   「OMVADING AV PLATA OCH KVANTIET」オールガールデン美
   術館 (スェーデン)   
   「OMVADING AV PLATA OCH KVANTIET」エンタングステン4
   ウヅストリング美術館 (デンマーク)
2006 「場と量の変換性-Ⅱ」ギャラリエ アンドウ (東京)
   「篠原猛史-ビオトープの場展」美濃加茂市民ミュージア
   ム (岐阜)
2007 「場と量の変換性-Ⅲ」ギャラリエ アンドウ (東京)
2008 「白い空間雑音」ギャラリエ アンドウ (東京)
2009 「思索された遡及概念」ギャラリエ アンドウ (東京)
   「Drawing Performance」愛知国立がんセンター・ホール
   (愛知)
2010 「様相の遡及概念」ギャラリエ アンドウ (東京)
   「現代音楽 インプロビゼーション」エンタングステンフォ
   ーウヅストリング美術館 (デンマーク)
2011 「ヘルシンキの芽」ギャラリエ アンドウ (東京)
2012 「月行方法論」ギャラリエ アンドウ (東京)
   「Leva-me pra lua」ニースカルトループギャラリー (デ
   ンマーク)
2013 「月海歩行の系譜」ギャラリエ アンドウ (東京)
2014 「月下の月」ギャラリエ アンドウ (東京)
   「maan under de maan」エンタングステンフォーウヅスト
   リング美術館 (デンマーク)
2015 「月の変換構成」ギャラリエ アンドウ (東京)
   「you’d be so nice to come home to」Sdr Nissum Humlum.
   (デンマーク)
2016 「視覚的現象からのサブライム」ギャラリエ アンドウ (東
   京)
2017 「視覚化される恣意的言語」ギャラリエ アンドウ (東京)
「直感像記憶の磁場」 gallery feel art zero(現Gallery NAO MISAKI)(愛知)
2018 「蒸気の臨界点」ギャラリエ アンドウ(東京)
「うさぎの問題」 なうふ現代(岐阜)
2019 「持続するイメージ」ギャラリエ アンドウ(東京)

主なグループ展
1979 「現代版画コンクール」大阪府立現代美術センター (大阪)
   優秀賞
1980 「クラコウ国際版画ビエンナーレ」ウッジ美術館 (ポーラ
   ンド)
1981 「京都美術総合展」芸術文化会館 (京都) 大賞
    「西武美術館版画大賞展」西武美術館 (東京) 優秀賞
1983 「プレミオ・ビエラ国際版画ビエンナーレ」ビエラ美術館 (イタリア)
   「ソウル国際版画ビエンナーレ」ソウル国際近代美術館
   (韓国) 優秀賞、美術館買い上げ賞
   「京都美術工芸選抜展」京都文化博物館 (京都) 大賞、京
   都府 買い上げ賞
1984 「Contemporary Arts」フォートリオギャラリー (オースト
   ラリア)
   「リエカ国際オリジナル・ドローイング・ビエンナーレ」
   リエカ美術館 (ユーゴスラビア) 美術館賞
1985 「国際青年美術家ビエンナーレ」ネルペルト市立美術館 (ベ    
   ルギー)美術館賞
   「リュブリャナ国際版画ビエンナーレ」リュブリャナ美術
   館 (スロベニア) 〔‘88‘90〕
   「ドメルフオフ国際ビエンナーレ」ネルペルト市立美術館
   (ポーランド) 買い上げ賞
   「ウッジ国際版画ビエンナーレ」ウッジ美術館 (ポーラン
   ド) 買い上げ賞
1986 「バンクーバーEXPO‘96」(カナダ)
   「バーゼル・国際アート・フェア」(スイス)
   「国際現代美術展」ニューヨークGMギャラリー (アメリ
   カ)
1988 「リュブリャナ国際版画ビエンナーレ」リュブリャナ美術
   館 (スロベニア)
1989 「版から/版へ 京都1989」京都市美術館 (京都)
1990 「クレーワーク・プロジェクト」(ドイツ、ウェールズ、イギリス)
1991 「現代日本美術展」東京都美術館 (東京) 国立国際美術館
   賞〔‘94〕
1992 「MEDEUM DUO EXHIBITION」グラスバーン美術館 (ルーマニ
   ア) 美術館賞
2007 「サイクルとリサイクル展」愛知県立美術館 (愛知)
2008 「アート製作の舞台裏」東京大学 駒場博物館 (東京)
2013 「Wavy Banners 2013」Sdr Missum.Humlum.Norre Snede and Varde (デンマーク)
2014 「ANDO SESSION-7 夢の箱庭」ギャラリエ アンドウ (東京)
2016 「ANDO SESSION-8 キネティックアート展」ギャラリエ ア
ンドウ (東京)

パブリックコレクション
大英博物館、アントワープ王立美術館、グーベン美術館、フラン
ス・マゼレール・セントラム、ウッジ美術館、Caja De Asturias、
ブダペスト美術館、ゲント現代美術館、グラスバーン美術館、ブ
ラッセル王立近代美術館、クラコウ美術館、Obura Grafica Social
Cultural、マイダネク国立博物館、Lezino、アントワープ近代美
術館、国立国際美術館、大阪府立現代美術センター、京都府文化
博物館、京都府立文化芸術会館、京都府庁、クンストG、近畿V.S、
カナダ大使館、レクサー・マトリクス、アントワープ王立図書館、
New York MG、ローズガーデンアーツ、ハムラム美術館、ボールゲ
ン美術館、ニースカストループギャラリー、ソーンダール美術、
コルンアートホール、愛知県児童総合センター、ルウフボンヌ美
術館、エラス・コーポレーション、KBS京都放送、ホライゾン、ソ
ウル国立現代美術館、Mino Paper Museum、セゾン現代美術館、シ
ルケボール美術館、愛知県国立がんセンター、愛知県立美術館、
レワークスタット美術館、美濃和紙の里会館、ボロース美術館、
エンタングステンフォーウヅストリング、美濃加茂市民ミュージ
アム、スティフレッセン・フォレニングススパ銀行、他

Bio

SHINOHARA Takeshi | 篠原 猛史 
Born in Kyoto, Japan.
1969 Visited in Norway.
1973 Studied in Design department at Osaka University of Arts.
1978 Studied in Pratt institute in New York , USA
1980 Lived in the United States.
1982 Studied ‘Environmental Sculpture’ in Vancouver.
1989 Studied Environmental Art in Ghana.
1995 Studied in Belgium with the subsidy by the government. Studied in Frans Masereel Center.
2001 Studied Art Design at Finland , Belgium.
2004 Studied in Nederland.
2005 Studied in Sweden with the subsidy by the government. Invited from Sweden and Denmark.

SOLO EXHIBITIONS

1979
“Drawing Performance” , New York, U.S.A.
“Drawing of the sea” , Liverpool, UK.

1980
“A Clay Work Project” , Calgary, Canada.
“Sea Drawing” , Los Angeles/San Francisco, U.S.A.

1981
“New York Sound Drawing” , New York, U.S.A.

1983
“Rain Printing” , BOX Gallery, Los Angeles, U.S.A.
“Painting and Drawing” , Los Angeles U.S.A.

1984
“A Clay Work Project” , Canadian Rockies, Canada.

1989
“Wind and Soil in South Africa” , Ghana

1990
“A Clay Work Project” , Stuttgart, Germany.
“A Clay Work Project” , Wales, U.K.

1996
“Sound of the Moon” , Tielen Lichtaart, Belgium / Eindhoven, Holland.
“Experimental Music of John Cage and the study” , Shertogenbosch, Holland/Antwerp, Belgium.
“Works in Belgium” , Frans Masereel Gallery, Kasterlee, Belgium.

1997
“Geluid van wind-Primal Scene of the Sound” , Galerie Ando, Tokyo.
“Sound from Zero” ,Shertogenbosch, Holland/Antwerp, Belgium.
“Geluid van nul-Sound of Zero” , Habitat Gallery, Tokyo.
“Sound of Nature A DEFORCE+S.RENSHAW Collaboration” , Kyoto.

1998
“Geluid van het hout-Sound of Wood” , Galerie Ando, Tokyo.

1999
“De zwaarkoffer 48e - the sky in the territory” , Galerie Ando, Tokyo.
“Nature Wonderland by Takeshi Shinohara” , International Youth Park, Aichi.
“Territory of Space” , Rihga Royal Gallery, Osaka.

2000
“Works in Flanders “, Gent, Belgium/ Eindhoven, Holland.
“Hoewel het onmogelijk is,moet ik het proberen- Paradox of Twins” . Galerie Ando, Tokyo.
“Te ter aan vertrekpunt” , Damme, Belgium/Rengenbosch, Holland.

2001
“TIDAL WAVE-Traveling toward the ray of light”, Galerie Ando, Tokyo.

2002
“Percolation +the principles of equivalence/water mark-series” ,Galerie Ando/ Gallery Apa, Aichi.
“ Haase of the Moon” , F.M.S. Gallery, Kasterlee, Belgium.

2003
“Circulation+Undulation” , Galerie Ando, Tokyo.“Circulation+UndulationⅡ” , Gallery Naufu, Gifu.

2004
“De waarde van een plazats- Value of Realm” , Galerie Ando, Tokyo.

2005
“CONVERTEERBAARHEID VAN PLAATS EN KWANTITEIT-N°O1 Convertibility of Field and Quantity No.1 “,Galerie Ando, Tokyo.
“OMVADLNG AV PLATS OCH KWANTIET” , A°lga°rden konstna¨rernas Museum,Sweden.
“ OMVADLNG AV PLATS OCH KVANTITET” , En Tangsogade 4 udstilling, Denmark.
“OMVADLNG AV PLATS OCH KVANTITET” , Bora° Bridge, Sweden/Denmark.

2006
“CONVERTEERBAARHEID VAN PLAATS EN KWANTITEIT-N°O2 Convertibility of Field and Quantity No.2” ,Galerie Ando,Tokyo.
“Takeshi Shinohara- Biotope Shelter” , Minokamo City Museum, Gifu.
“CONVERTEERBAARHEID VAN PLAATS EN KWANTITEIT Convertibility of Field and Quantity” , Gallery Ray, Aichi.

2007
“CONVERTEERBAARHEID VAN PLAATS EN KWANTITEIT-N°O3 Convertibility of Place and Quantity No.3” ,Galerie Ando, Tokyo.
“Doxa & Episteme” Tokyo University Hongo Campus, Tokyo.

2008
“WHITE NOISE” Galerie Ando, Tokyo.
“behind the seen - Secrets of Artistic Creation” , Tokyo University Komaba Museum, Tokyo.

2009
“WHITE NOISE Contemplated retroactive concept” , Galerie Ando, Tokyo.
” Cirulation +Unducation ” Feel art zero Gallery, Aichi.

2010
“CONVERTEERBAARHEID VAN PLAATS EN KWANTITEIT” . Galerie Ando, Tokyo.
” solo exhibition” Gallery Naufu, Gifu. 2011 “buds in helsinki ” Galerie Ando, Tokyo.
” Buds in helsinki ” Feel art zero Gallery, Aichi.

2012
” Leva-me pra Lua ” Galerie Ando, Tokyo.
“Workshop: Museum of Contemporary Art, Tokyo and The University of Tokyo cooperation project “(Museum of Contemporary Art Tokyo)
” Cirulation ” Gallery Naufu, Gifu.

2013
” Derivation ” Galerie Ando, Tokyo.
” Derivation ” Feel art zero Gallery, Aichi.

2014
” maan onder de maan-n°01 ” Galerie Ando, Tokyo.
” maan onder de maan ” En Tangosogade 4 udstillin, Denmark.
” solo exhibition” Gallery Naufu, Gifu.
 
2015
” reconstruction of the moon ” Galerie Ando, Tokyo.
” You’d be so nice to come home to” Humlum, Nørre Snede. vorgad-Barde og sdr, Nissum.
” solo exhibition” Feel art zero Gallery, Aichi.

2016
“sublime in phenomenon ” Galerie Ando, Tokyo.
” solo exhibition” Gallery Naufu, Gifu.

2017
“viside arbitrary language “Galerie Ando, Tokyo.
” solo exhibition” Feel art zero Gallery, Aichi.

2018
“the critical point of vapor “Galerie Ando, Tokyo.
” solo exhibition” Gallery Naufu, Gifu.

2019
“continuous image -n°01 “Galerie Ando, Tokyo.

Group exhibition
1979
Awarded at “Contemporary Print Competition”, Osaka Contemporary Art Center, Osaka.

1980
“Exhibition of International Print Biennale Krakau”, Lodzi Museum of Art, Poland.

1981
Awarded the grand prize at “Kyoto Arts Exhibition”, Kyoto Prefectural Center for Arts & Culture,Kyoto.
Nominated for “Nichido Print Grand Prix Exhibition”. First Prize, Nichido Gallery, Tokyo Awarded at “Seibu Museum of Art Print Grand Prix Exhibition”, Seibu Museum of Art, Tokyo.
Awarded Sponsor Prize at “Rose Garden Art Contest”, Rose Garden Gallery, Mie.

1983
“ Premio international Biella Biennale”, Museo Biellese, Italy.
Awarded at “International Biennale Exhibition of Prints in Seoul”, National Museum of Contemporary Art, Seoul, Korea.    
“International Contemporary Print Art Exhibition”, Seoul Museum of Art, Korea.

1984
“Contemporary Printing”, Photorio Gallery, Australia.
“Rijeka International Drawing Biennale”, Museum of Modern and Contemporary Art Rijeka, Yugoslavia
“Art Now ‘84”, Hyogo Prefectural Museum of Art, Hyogo.

1985
“International Biennale for Young Artists”, Neerpelt City Museum, Belgium.
“Biennial of Graphic Art Ljubliana”, International Centre of Graphic Arts, Slovenia.
“Contemporary Art Exhibition”, U.S.A., U.K.
“Dommelhof International Biennale”, Neerpelt City Museum, Belgium.
“Lodzi International Print Biennale”, ?odzi Museum of Art, Poland.

1986
“California Art Exhibition”, California, U.S.A.
“Contemporary Print Exhibition”, London / Liverpool, U.K.
“Vancouver EXPO ’86”, Vancouver, Canada.
“Art Basel - the International Art Show”, Basel, Switzerland.
“International Contemporary Art Exhibition”, New York GM Gallery, U.S.A.

1987  
Budapest International “Art of Today” Exhibition, Budapest Galeria, Hungary.
“Gubin International Paper Biennale”, Gubin Museum, Poland.
“Contemporary Art exhibition”, British Museum, U.K.

1988
“Biennial of Graphic Art Ljubliana”, International Centre of Graphic Arts, Slovenia.
“Contemporary Art Exhibition”, New York/ Washington DC, U.S.A.

1991
Nominated for “ Museum Award of Japanese Contemporary Art” (ditto ’93)

1992
“Medium Duo”, Glasburn Museum, Rumania.

1993 “International Contemporary Art Fair ‘93”, Pacifico Yokohama, Kanagawa.

1994 “Track of Contemporary Art for 20 years”, Osaka Contemporary Art Center, Osaka.
Nominated for “ Museum Award of Osaka National Museum of Art” ,Osaka (~’96”)

1995
“Frans Masereel Center Graphic Fair”, Kasterlee, Belgium.

1997
“Tokyo International Contemporary Art Fair”, Tokyo Big Sight, Tokyo.
“Obra Grafica Exhibition”, Caja de Asturias, Spain.

1998
“Osaka Jazz Festival”, Blue Note, Osaka. (’98~’01.)
“Warmth and Sound of Wood”, NHK / BS TV program.
Concert “The music of John Cage”, Tokyo Junshin Women’s College Gallery, Tokyo.

1999
“Tokyo International Contemporary Art Fair”, Tokyo International Forum, Tokyo.
“Xmas with Art’99”, Bunkamura Gallery, Tokyo.
“Nagoya Contemporary Art Fair”, Citizen Gallery, Nagoya.

2000
“Project of Japanese Garden and Handrail from Approach”, Ashiya, Hyogo.

2001
“Arttists in Residence in Mino – mino paper art village project”, Gifu.

2006
“Aichi Prefectural Museum of Art Collection”, Aichi.

2007
“Cycle and Recycle”, Aichi Prefectural Museum of Art, Aichi.

2008
“Track of Contemporary Art in North Europe”, Nees, Denmark.

2009
“ET4U Contemporary Art Exhibition”, En Tangsogade 4 udstilling, Denmark.

2011
Biennal Internacional de Artes de São Paulo, candidate

2012
“ANDO SESSION -1 Drawing Exhibition” Galerie Ando, Tokyo.

2013
“Banner The WAVE Exhibition” Humlum (sor Missum / Danmark)   
” THE WAVE ” The Festival」Snede.vorgod (Barde Art Epi Center / Danmark)   
”derivation-”(GALERIE ANDO/Tokyo)

2018
“Travelers : stepping into the unknown” The national museum of art, Osaka

PUBLIC COLLECTIONS

British Museum, Royal Museum of Fine Arts, Antwerp, Gubin Museum, Frans Masereel Center, Lodzi Museum of Art, Caja De Asturas, Budapest Museum. Museum of Contemporary Art, Gent, Glasbarn Museum, Royal Museum of Fine Arts of Belgium, Krakau Museum, OBRA SOCIAL CULTURAL, Kyoto Prefectural Office, Horizon, K.B.S.Kyoto Broadcasting System(Kinki Broadcasting), Paper Museum, National Cancer Center(Yamagata, Aichi, Gifu, Kyoto, Osaka), Stiftelsen Foerenings spa Banken, Polaroid Japan company, Meikousha, MEIKO Corporation, Meidanesk National Museum, Lezino Clouer, Museum of Contemporary Art of Antwerp, Seoul Museum of Art, Seoul Contemporary Art Museum, LEXER RESEARCH Inc, F.M.C. Atrs Museum, Kyoto Culture & Arts Museum, ELASTEC Corporation, Kyoto saga university of arts , Kyoto, The National Museum of Art, Osaka, Seibu Museum of Art, Osaka Contemporary Art Center, The Museum of Kyoto, KUNST G, Kyoto Prefectural Center for Arts&Culture, Kinki V.S, Aichi Children’s Center, Kitar Museum, Washi no Sato Museum, Bora°s museum, A°lga°rden Museum, Bora°s New Paper, En Tangsogade 4 Udstilling, Aichi Prefectural Museum, Van Abbe Museum, Torque Metropolitano Museum, Yamagata pref, Aichi pref, Gifu pref, Kyoto pref, Kyoto city center, Osaka pref, Minokamo Civic Museum, Mino city, Minokamo city

2019.11.02

町田 藻映子 個展 | MACHIDA Moeko Solo Exhibition


町田 藻映子 個展 | MACHIDA Moeko Solo Exhibition

7月に東京で行われた個展『名前を知らない死者を想う為』の続編となる展覧会。東京以降の新作も出品。

2019年11月2日(土)-16日(土)
13:00 – 19:00 (最終日17 :00迄)
日・月曜休廊 ※日曜日はご予約の方のみ(アートコレクター向け)

【オープニングレセプションパーティー】
11月2日(土) 17:00 – 19:00

【パフォーマンスイベント】
11月15日(金) Start:19:30-
入場料:¥1,000(受付を済ませてお入りください)
展示空間にて、舞踏家の佐藤野乃子と町田藻映子によるダンスパフォーマンスを行います。

Profile
京都市立芸術大学大学院絵画専攻修了。「生命とは何か」を主題に、岩石やそれに関わりの深い生物・人の文化に焦点を当てて絵画制作を行う。かねてより、身体を通した主題へのアプローチを重視し、コンテンポラリーダンスと舞踏を学ぶ。2015 年に舞踏家・佐藤野乃子とダンスユニットMoNoKoを結成。以降、ソロでも展覧会レセプションや、他ジャンルのミュージシャン・アーティストとのコラボレーションでパフォーマンスを行う等、絵画制作と両立した活動を続ける。
個展では「名前を知らない死者を想う為」(GALLERY b. TOKYO(東京)2019 年)、「MoekoMachida Solo Show」(GALLERY TOMO ITALY | Marsiglione Art Gallery(イタリア)2017 年)等を開催。「飛鳥アートヴィレッジ2017」( 奈良県明日香村) 、「Feldstärke International 2014」(PACT Zollverein(ドイツ)、montévidéo(フランス)、京都芸術センター) に参加。「シェル美術賞展2018」( 東京) 入選。 

2019.10.12

板垣 旭 個展 | ITAGAKI Akira Solo Exhibition


板垣 旭 個展 | ITAGAKI Akira Solo Exhibition

Dates | 日程 :
10/12 Sat → 10/26 Sat, 2019
Sunday & Monday closed ※private view for art collectors in Sunday (need booking).
13:00 → 19:00 (Only Lastday until 17:00)

2019年10月12日(土)~10月26日(土)
日・月曜休廊 ※日曜日はご予約の方のみ
13:00-19:00 最終日17時迄

板垣 旭 / Akira Itagaki
1992 福井県鯖江市生まれ
2015 京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科油画科卒業
展覧会歴
2014 絵画道場 vol.57 / 嵯峨芸術大学
2017 個展“喜怒哀楽の中でみえてきた風景” / GALLERY TOMO

アーティスト・ステートメント↓

時が過ぎると共にその場にあったモノは永久に残ることが不可能である。
この無常の世界で誕生と消失の循環でなっている事を自身のイメージを通して主に心象風景として制作している。
季節が移り変わっていく風景、自信が興味をもったモチーフを自分のフィルターを通して絵描いている。
今回の個展は、春〜夏のテーマで心象風景として制作してきたモノを発表する。

2019.9.28

1m x2m, ‘Vol. 1′

Dates | 日程 :
9/28 Sat → 10/6 Sun, 2019
Monday closed
13:00 → 19:00 (Only Lastday until 17:00)

Opening party
9/28 Sat 18:00-20:00

※Nuit Blanche Kyoto 2019
10/5 19:00 – 22:00
Workshop
Artists:Chia Keh Ling Joyce, Lim Bee Ling, Low Mei Yi Guineviere, Ng Siok Hoon, Sao Thu Myat Pyi Tan Cindy, Tan Shi Qi Andrea, Zhang Qiao and Richard Steiner.

http://www.nuitblanche.jp/

2019年9月28日(土)~10月6日(土)
月曜休廊
13:00-19:00 最終日17時迄

オープニングパーティー
9月28日 18:00-20:00

※ニュイ・ブランシュ 京都 2019
10月5日 19:00 – 22:00
ワークショップ
アーティスト:Chia Keh Ling Joyce, Lim Bee Ling, Low Mei Yi Guineviere, Ng Siok Hoon, Sao Thu Myat Pyi Tan Cindy, Tan Shi Qi Andrea, Zhang Qiao and Richard Steiner.

http://www.nuitblanche.jp/

2019.9.07

皆吉 経之 個展 | MINAYOSHI Tsuneyuki Solo Exhibition

MINAYOSHI Tsuneyuki Solo Exhibition | 皆吉 経之 個展

Dates | 日程 :
9/7 Sat → 9/21 Sat, 2019
Sunday & Monday closed ※private view for art collectors in Sunday (need booking).
13:00 → 19:00 (Only Lastday until 17:00)

2019年9月7日(土)~9月21日(土)
日・月曜休廊 ※日曜日はご予約の方のみ
13:00-19:00 最終日17時迄

皆吉 経之 | MIINAYOSHI TSUNEYUKI
1981 京都市出身
2008嵯峨芸術大学芸術学部造形学科油画コース卒業
2014二科展 京都 京都新聞社賞受賞
2015個展 ArtSpace MEISEI(京都)
   個展 四条寺町ギャラリーExaArt(京都)
2017第5回 京宵展(京都美術倶楽部)以降、毎年
   個展 四条寺町ギャラリーExaArt(京都)
2019年 ギャラリー大井選抜展(大阪)
    入佐美南子 退職記念展「入佐美南子と嵯峨美の仲間たち」展(京都)
    その他展示多数。

皆吉 経之 個展 開催にあたって
 皆吉君とは、友人として出会った。正確に述べると、よそのギャラリーで個展をしていた彼と出逢ったのが4年ほど前。博識な彼の話にのめり込んだ。その後、時々顔を合わせては酒を酌み交わす中になった。今回が一緒に仕事をする、初めての展覧会となった。
 ジェームズ・ウォード、フランツ・マルク、ロバート・ベイトマン。動物を愛し、描いた人は数多く存在する。宗教において動物が神の役割を直接的もしくは分担して負う時もあった。東洋でも鳥獣画、浮世絵の題材として北斎、若冲など枚挙に暇がない。憎しみも偽りも持たない動物を主題にすることは、アートの文脈において重要というより普遍性を帯びたものだ。
 
 今回、展示に特にテーマは設けていない。日本文学を下地に読みこみ、ユーモラスな動物たちを油彩と日本画の技術を駆使して描かれるストーリー性に着目して欲しい。そこからは昔の人が見ていた風景と、現代に生きる彼の視点が重なっているように感じられることだろう。猫や動物はデューラーっぽい細かいタッチで毛並みが描かれているが、帯びているストーリーは日本の古典や言い伝えに基いている。
GALLERY TOMO
青山 知相

2019.8.03

Layers: International Group Exhibition


In this exhibition, 12 京都造形芸術大学(Kyoto University of Art and Design) students from different creative fields show their works on the theme of ‘Layers’.

// OPENING PARTY オープニング
August 3 (Sat) 18:00 – 22:00
+ snacks, drinks and live DJs!

// CLOSING PARTY クロージング
August 6 (Tue) 18:00 – 20:00
+ chill drinks to close the exhibition!

***

BishwaBikramGurung Okamoto
Chiara Viggiano
Fumika Morikuni
Hanai Ryoga
Jihyoung Han
Katerina Krebsova
Lucia Rose Buffa
Rinon Yagyuu
Sana Miyazaki
Stiggy Buns
Veronica Vernice
Victor Leverrier

***

Hosted by Kyoto University of Art and Design // 共催者: 京都造形芸術大学

2019.7.13

藤田 薫 乾漆彫刻展 ”Drops” | Caori Fujita solo exhibition ”Drops”


Dates | 日程 :
7/13 Sun → 7/27 Sat, 2019
Sunday & Monday closed ※private view for art collectors in Sunday (need booking).
13:00 → 19:00 (Only Lastday until 17:00)

Opening & 10year anniversary party
7/13 19:00

2019年7月13日(土)~7月27日(土)
日・月曜休廊 ※日曜日はご予約の方のみ
13:00-19:00 最終日17時迄

オープニング&10周年リニューアルパーティー
7月13日 19時よりささやかな開廊10周年記念のオープニングパーティーを行います。
どうぞお越しください。
※誠に恐れ入りますが、お花の贈り物はお断り致します。

作家在廊日
13、26、27日

FUJITA CAORI | 藤田 薫

1986 大阪府生まれ
2011 広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻専攻修了

個展
2017 Caori Fujita 乾漆彫刻展 “your ”, GALLERY TOMO, 京都
2013 『Caori Fujita solo exhibition-essence of life-』, Watanabe Fine Art, 大阪

グループ展
2017 あいづまちなかアートプロジェクト2017, 末廣嘉永蔵、松本家蔵, 福島
「創造する工芸-その多様性と可能性-」第6回国際工芸美術作家協会展, はつかいち美術ギャラリー, 広島
MATⅢ INTERNATIONAL ART FESTIVAL 2017, CINE PATIO HS-LAB, 広島
AVANT]{GARDEN, Arena 1 Gallery, アメリカ,サンタモニカ
2016 Esseri Animali, MAG, イタリア, コモ
2015 FESTART OSAKA 2015 6人の作家達, MI gallery,大阪

その他アートフェア出展多数

アーティストホームページ
http://caori-fujita.com/ja.html

2019.6.28

ART OSAKA 2019出展のお知らせ | Participation to ART OSAKA 2019


ART OSAKA 2019に参加します。
GALLERY TOMOは6008号室、前田紗希、近藤大祐、古賀陽子、鳥彦、山田愛と近年進境著しい5名のアーティストの作品を出展致します。

GALLERY TOMO will participate to ART OSAKA 2019 will be held from 7/6 on Room 6008 at Hotel Granvia Osaka.

Our exhibiting artists, Saki Maeda, Taisuke Kondouh, Yoko Koga, Tori hiko, and Ai Yamada, these 5 artists who have made remarkable progress in recent years.
Please show the artist page that If you need more information of each artists. Thank you.

ART OSAKA 2019
https://www.artosaka.jp/jp/gallery/g-6008/

2019.4.30

TAISUKE KONDOUH EXHIBITION ーCHRYSALISー | 近藤 大祐 個展 ーCHRYSALISー 

Dates | 日程 :
5/4 Sun → 5/18 Sat, 2019
Sunday & Monday closed ※private view for art collectors in Sunday (need booking).
13:00 → 19:00 (Only Lastday until 17:00)

2019年5月4日(土)~5月18日(土)
日・月曜休廊 ※日曜日はご予約の方のみ
13:00-19:00 最終日17時迄

https://taisuke-kondouh.jimdo.com/

展覧会ステートメント

 風景はいつの時代に於いても、アートマーケットに於いても非常にポピュラーなモチーフだろう。注射器を用いて描くアーティストは、日本では木原和敏、海外ではキンバリー・ジョイ・マロ・マグワンアが知られている。少しずつ技法としての認知が広まる中、それらの作品はリアリズムテイストに偏向しているか、人物画がメインのモチーフとなっている。その中にあって近藤は、肉眼を通して自身の内側に取り込んだ風景のイメージから、エレメントを抽出し、混色を駆使しながら“風景”を描いていく。

 その仕事は、前もって準備された計画に従ってプログレッション(=数列)からスタック(=積み重ね)させていくストイックなもので、規則性に基づいて構成される作品は無機質な建築物にも感情が宿り、自然と同化していく。人工物と自然が同質に描かれ、匿名的になっている様は、社会に拘束された自身の他律性を突きつける。ドナルド・ジャッドや李禹煥など、コンテンポラリーアートを代表する作家達の系譜と位置付ける事が出来るだろうが、現在のところ作品はより具体的なものとなっている。

GALLERY TOMO

近藤 大祐 | Taisuke Kondouh
1993 静岡県生まれ   
2018 京都造形芸術大学 大学院 芸術専攻 ペインティング領域 修了
個展 
2016「 au × 近藤大祐」auショップ北白川、京都
2017「 近藤大祐 個展」GALLERY TOMO、京都
2018「 近藤大祐 個展 -PROLOGUE-」GALLERY TOMO、京都

グループ展
2014「 STOP 展」GALLERY TOMO、京都
2016「 京都造形芸術大学 卒業制作展」京都造形芸術大学、京都
2016「 京都造形芸術大学 大学院 芸術専攻 修士1 年生作品展 HOP 展」ギャルリ・オーブ、京都
   「 藤田海周× 近藤大祐 二人展 Connect」GALLERY TOMO、京都
2017「 京都造形芸術大学大学院 芸術専攻 修士2 年生作品展 SPURT 展」ギャルリ・オーブ、京都
2018「 京都造形芸術大学 大学院 修了制作展」ギャルリ・オーブ、京都
2019「若き表現者のためのコレクション展 Vol.8」ギャラリー菊、大阪

アートフェア
2018「 ART OSAKA 2018 」DMO ARTS より出展、大阪
   「 UNKNOWN ASIA ART EXCHANGE OSAKA 2018 」ハービスホール、大阪

2019.4.13

KooooosuK solo exhibition | こうす系 個展 “BRAND NEW”

Dates | 日程 :
4/13 Sun → 4/27 Sat, 2019
Sunday & Monday closed ※private view for art collectors in Sunday (need booking).
13:00 → 19:00 (Only Lastday until 17:00)

2019年4月13日(土)~4月27日(土)
日・月曜休廊 ※日曜日はご予約の方のみ
13:00-19:00 最終日17時迄

2019.3.19

杉谷 一考 個展 “ねこぜ”

杉谷 一考 個展 “ねこぜ”
2019年3月19日(火)~3月31日(日)
12:00-19:00 
日曜日17時迄
3月25日、26日休

Kazutaka Sugitani exhibition “NEKOZE”
Dates:
3/19 Tue → 3/31 Sun
12:00 → 19:00 (Only Sunday until 17:00)
11,12 close

【ステートメント】
私は自分自身の記憶、日々感じる様々な感情や想い等、精神の深部を陶で表現している。
なるべく道具を使わずに自分の手だけを使って、ダイレクトに素材に触れ、シンプルで親しみやすいフォルムと、鑑賞者に様々な物語を想起させるような表現を目指している。

「ねこぜ」について

最近、レントゲンを撮ってもらう機会があって撮ってもらうと、自分は「ねこぜ」だと判明した。
以前から何となく気がついてはいたが医者から正式にそう言われた。
ふと思い返してみると、特に意識しているわけではないが、自分の作品には「ねこぜ」になっているものが多い。
自分が「ねこぜ」だから「ねこぜ」の作品が多くなるのか、もしくは、「ねこぜ」の作品を作るから自分も「ねこぜ」になったのか。
どっちかはよくわからないが、自分にとって「ねこぜ」とは切っても切れない関係のようである。
杉谷 一考

アーティストプロフィール

2009年 広島市立大学芸術学部美術学科彫刻専攻 卒業
2011年 広島市立大学芸術学研究科博士前期課程彫刻専攻 修了
同年   滋賀県陶芸の森(信楽) にてレジデンス

個展
2014年 「ここではないどこか」(GALLERY TOMO・京都)

アートフェア | ART FAIRS
2016年 Fabrik expo(ロサンゼルス)
2013年 Hong kong comtemporary(香港)
2012年 Deage art fair( テグ・韓国)
2011年 Art edition(ソウル・韓国)

アワード | Awards
2018年 ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川国際交流賞
2016年 BIWAKO大賞展 入賞
第5回 床の間アートコンペ 入賞
2015年 グランシップアートコンペ2015 グランシップ賞(静岡)

企画展、グループ展、その他 | The others
2018年 りったい×リッタイ展(ギャラリーUG・東京)
    京都府新鋭選抜展2018(京都文化博物館)
2017年 MATⅢ(HS-LAB・広島・三原)
    りったい×リッタイ展(ギャラリーUG・東京)
2016年 掌展(ギャラリーUG・東京)
2015年 六人の作家達展(MIギャラリー・大阪)
    まちかどアートワークス(西条市・広島)
2014年 せこへい美術館( 旧日銀広島支店)
ユニグラバス展( ギャラリーUG・東京)
     小さな作品展( GALLERY TOMO・京都)
2013年  A-TO 展( ギャラリーUG・東京)
   Big labo アート動物園展( 兵庫)
     せこへい美術館( 旧日銀広島支店)
     小さな作品展( GALLERY TOMO・京都)
     日韓現代アート交流展( ヘイズギャラリー・福岡)
     TAKE OUT ART!(gallery near・京都)
2012年 六面体 vol.2( GALLERY TOMO・京都)
     せこへい美術館( 旧日銀広島支店)
     現代美術プログラム 宇山 DNA( 広島)
2011年 広島市立大学卒業、修了作品展(広島現代美術館・広島)
     陶によるフィギュア展(大塚国際美術館・徳島)

2019.3.05

山本 真也 個展 “絵画言語”


Shinya Yamamoto exhibition “PICTURE LANGUAGES”
Dates | 日程 :
3/5 Tue → 3/17 Sun
12:00 → 19:00 (Only Sunday until 17:00)
11,12 close

山本 真也 個展 “絵画言語”
2019年3月5日(火)~3月17日(日)
12:00-19:00 
日曜日17時迄
3月11日、12日休

今回の展覧会は『絵画言語』と題し、色彩・マチエール・フォルム等、絵画を構成し得る様々な要素を出来るだけ自分から引っ張り出して遊ぶ、ということを大きいテーマにしています。それらの要素の中で、線、ラインは、僕の持ち味の一つであると思い、裸婦クロッキーをDMに使いました。(作家談)

山本 真也 略歴
1978年、芸術に縁遠い家庭に生まれる。2001年、語学勉強の為フランスへ。父に「まさか画家になって帰って来るなよ」と見送られる。2003年、画家になる決意をして帰国。サウナの中でその思いを告白し、父に二種類の汗を掻かせる。ルーヴルで見たアングルが絵画における原体験だったこと、最初に描いたモチーフが友人に連れられて行ったクロッキー会のモデルさんだったこと、しかもエマニュエル夫人に似ていたこと等から、人間を中心に描く。
2006年、京都大学文学部フランス語学フランス文学専修卒業。2009年、初個展@京都・ギャラリーヒルゲート。以降、定期的に個展・グループ展。
2016年、魔が差して俳句を始める。
2017年、多ジャンルのメンバーが集い、新たな視座や活動領域を作って行く場「301」結成。複合メディア誌『301』創刊。月例のワークショップを開催。(https://workshop301.amebaownd.com)
2019年3月5日〜17日、個展『絵画言語』

現在、ライフドローイングスクール・アトリエROJUE講師
ブログ「VOICELESS CONVERSATIONS」
http://croquishinya.blog31.fc2.com

2019.2.19

ブルーワー・ガビ 絵画展


Gabi Brewer’s illustration solo exhibition
Dates | 日程 :
2/19 Tue → 3/3 Sun
12:00 → 19:00 (Only Sunday until 17:00)
2/25,26 close

ブルーワー・ガビ 絵画展
2019年2月19日(火)~3月3日(日)
12:00-19:00 
日曜日17時迄
2月25日、26日休

世界各地に住まう動物や、存在する伝承を基に、新たなキャラクターや世界観を創造するガビ。日本人も得意とするファンタジーな世界観の構築だが、イマジネーションの源泉が少し異なるところから生まれる作品の魅力をじっくりと楽しんで欲しい。
弊ギャラリーに於いては、銅版画アーティストの鳥彦がメゾチントで生み出す鳥人のタロットも人気だが、ガビの感性を生かしたカラフルなキャラクターが画面狭しと躍動するタロットも新たに今回依頼し、制作してもらった。
その他、本展のために描き下ろした50点以上ものペインティングのコレクションを皆様にご高覧頂く機会とする。
GALLERY TOMO
青山

アーティストプロフィール
1994年アルゼンチン、コルドバ生まれ。
幼少の頃より絵を描き始める。高校卒業後、Blas Pascal大学にてグラフィックデザインを専攻。2015年に大阪の関西外国語大学に1年間留学。その後アルゼンチンに帰国し、同大を卒業後再来日。
現在は大阪でグラフィックデザイナーとして勤務しながら並行してアーティスト活動を行う。

2018 UNKNOWN ASIA / ハービスホール(大阪)
2018 Kobe PortTower Exhibitio / ポートタワー(兵庫)
2019 個展 / GALLERY TOMO(京都)

2019.1.16

#4 BAKU SASAKI SOLO EXHIBITION | 第4回 佐々木 麦 個展


#4 BAKU SASAKI SOLO EXHIBITION
Dates | 日程 :
1/22 Tue → 2/3 Sun
12:00 → 19:00 (Only Sunday until 17:00)
28,29 closed

第4回 佐々木 麦 個展
2019年1月22日(火)~2月3日(日)
28,29日休廊
12:00-19:00 日曜日17時迄

2019.1.08

浜田 泰介 個展


浜田 泰介 個展 ”SAMURAI”

2019年1月8日(火)~1月20日(日)
14,15日休廊
12:00-19:00 最終日17時迄

Dates | 日程 :
2019(New year), 1/7 Tue → 1/20 Sun
12:00 → 19:00 (Only Sunday until 17:00)
14,15 closed

GALLERY TOMOは新しい年を迎えた第一回の展示として、“SAMURAI”と銘打ち、浜田泰介の個展を行う。
1932年に愛媛に生を受け、激動の20世紀を作家1本の矜持を持って生き抜いてきた男、浜田泰介。彼の仕事は日本画のみにあらず、マテリアルにこだわらない融通無碍さが魅力でもある。本展示においては、戦前戦後はもちろん、平成も終わろうとしている今、益々エネルギッシュに制作する生ける巨匠の、日本であまり表に出ていない仕事に焦点を当てたいと考えた。
以下、作家本人の言葉によるステートメントを記載する。

浜田泰介が語る「なぜ今、SAMURAI」か? 

京都美大(現京都市立芸術大学)がまだ美術専門学校と呼ばれた時代に、愛媛県の宇和島から「必ず画家になる」と心に決めて京都へ来ました。17歳でした。選んだのは日本画。これは生家がバカでかい料亭で、その各部屋に、著名な画家の日本画がかかっていたことと、叔父が京都で福田平八郎たちと一緒に絵を志したが、病気になり夢破れ宇和島に戻り、画商(その頃は骨董屋と言われた)をしていた関係で、絵をやるなら日本画と自然に思っていたからです。絵の買い付けに行く時に叔父に同行することもあり、子ども時代から物の良し悪しを見る目は養われていったと自負しています。
京都美術専門学校に運よく合格。その後、戦後の改革の一環として、専門学校から大学への移行があり、無事に大学生となりました。おまけに専攻科(大学院)の試験にも受かり、「画家になる」という志はますます固くなりました。
ただ、青春の彷徨を繰り返す私は、落第を繰り返し、大学院を入れて8月分年も在学する羽目になりました。
長居したついでに、陶芸、油絵、彫刻などの部屋にも潜り込み、貪欲に学びました。
 夢しかないような若い画家たちをそそのかす評論家も多く、時代も戦後の風潮で新しいものへ新しいものへと動いていきました。
 緻密な日本画を描いてきた私は、抽象画とかコンテンポラリーとかいう言葉に強く惹かれるようになりました。若者とは即実行に移せる生き物なのです。私は数々の種類の抽象画を試みましたが、その中で、最も強く惹かれたのがアクションペインティングでした。「アクションペインティング」という言葉を最初に使ったのはニューヨークの美術評論家、ハロルド・ローゼンバーグです。1952年のことでした。詳しいことはここでは省きますが、私は、すっかり夢中で、このアクションペインティングに取り組みました。
 日本人にはなかなか受け入れてもらえませんでした。地元愛媛の松山三越でこの「SAMURAI」シリーズの個展を開いた時、愛媛新聞は両面見開きで、地元出身の新進気鋭の画家を取り上げてくれましたが、作品は1点も売れませんでした。
 そのころの京都では、今のような沢山の外国人ではありませんが、エリート階級に属するアメリカ人やヨーロッパ人が観光に来ており、画廊でも買い物していきました。私のアクションペインティングは、そういったお金持ちの外国人が求めてくれるようになりました。
 そして、1961年、京都市美術館で仲間と大きな展覧会をしている時に、偶然来合わせた外国人に多くの大作を買ってもらいました。市の美術館で絵が売れるなんて珍しいことだったと思います。その中の一人が、チェースマンハッタン銀行の頭取でした。思えば、20代も終わろうとしていた時期でした。ずっと後になって、新聞で「チェースマンハッタン銀行がコンテンポラリー絵画を集めていた時期があった」という記事を読み、その時期がちょうど私が京都市美術館で頭取に買ってもらったころだったのを知りました。

 絵の代金を渡航費としてアメリカに渡りました。絵を抱えて売り込みに行く体力は十分にありました。
ある画廊では、女性ディレクターが無名の私の個展を開いてくれ「ここで展覧会をする日本人は棟方志功についで2人目よ」と言ってくれました。棟方志功とはその後も縁があるというか、不思議な巡り合わせで、故郷に美術館ができた時の催しが1人目が棟方志功で2人目が私でしたし、また、京都の伏見稲荷大社に依頼され襖絵を納めましたが、隣の部屋の床の間にあるのが棟方志功の書です。

 50年前のアクションペインティングを、「うちの画廊でやってみたい」と言ったのが30代の若い画廊主でした。半世紀前の作品群を人前に披露することに抵抗がないといえば嘘になるのですが、若い画廊主の熱意に負けて、新たに描きました。
 「過去を振り返ればいっぱい宝物がある」というのが私の持論です。人間、そうそう新しいものを作り出す能力があるわけではない、人間の能力なんて高が知れてる。だいたい30年をめどに、ファッションも絵画やその他の芸術作品も繰り返し、めぐってきているように思います。勿論、そこにわずかに、時には大幅な変化が加わることは言うまでもないことです。

 このアクションペインティング「SAMURAI」シリーズは、国内では、世界文化遺産の京都醍醐寺の社務所の玄関に掛かっています。因みに、醍醐寺三宝院の大玄関から150面を数える襖絵は私が7年の歳月をかけて描いたものです。
 また福岡県の太宰府天満宮の宝物館や防衛大学にも「SAMURAI」の大作があります。個人で収蔵してくださっている日本の方も少なくないのですが、やはり外国に沢山あります。
 チェースマンハッタン銀行や、美術館、文化施設、有名なハリウッド俳優、歌手などにも沢山買ってもらったのですが、独身時代のことで、整理整頓ができないこともあり、リストを紛失してしまったのが悔いになっています。一番のコレクターは、ダリのコレクターとしても有名な帽子のデザイナーでしたが(ダリとはその家で会いました)、彼女も亡くなってしまいました。

 現在は、富士や桜などに代表される日本の美を描いていますが、同じ作家がこんな作品を生み出していた時代もありますという、少々ノスタルジックな展覧会ではありますが、会場には現在書いている作品の図録類もあります。比べてみてください。
平成31年1月5日 

Taisuke Hamada | はまだ たいすけ
1932年(昭和7年)、愛媛県生まれ。滋賀県在住。京都市立美術大大学院を修了後、同36年から2度にわたり渡米。前衛的な抽象画で注目を集める。帰国後は日本画に転向し、「日本百景」「四国八十八ヶ所霊場めぐり」「大津百景」など風景画の連作を収めた画集を刊行。一方で大覚寺、醍醐寺、東寺、伏見稲荷大社、上賀茂神社、石清水八幡宮などにふすま絵や障壁画を奉納。

2018.12.11

鳥彦 個展 “DISMAL DREAM”


鳥彦 個展 “DISMAL DREAM”
2018年12月11日(火)~12月23日(日)
17,18日休廊
12:00-19:00 最終日17時迄

※GALLERY TOMO年内最終展示となります。

展覧会に際して

人類の歴史上、重要な物語遺産を遺した古代の民族には、明確な特徴がある。これは経済活動の面で、特に商業に力を入れ、他民族との規則的な接触が起きてきたところを指す。そして我々人間が、展示の機会を通して、鳥人の世界に接触してきた機会も今回を含め回数を積み重ねてきたことにより、次第に鳥人文化の性格も完成しつつあることがわかる。

鳥人の世界は、本来我々の介入の余地のない無謬性が特徴だ。一見すると、彼らはどうやら煉獄のようなところにいて、各々何かを待っているようにみえないこともない。しかし、恐らくだが彼らの世界は煉獄などではないだろう。ただ漂うのみだ。作品に描かれていない、以前存在した鳥人の全てのことも詳しく知ることはないが、その形跡を感じることができるし、決して等閑に付されたわけではない。ただ、ひたすらに深遠の黒の中で漂っていることは想像できる。

この終わりのない世界には時折、月の使徒とやらも訪れる。例えば2015年の作品に、”Sudden attack ”海の民への急襲という作品がある。本来は恵みをもたらす月の使徒によって、海に住まう鳥人の被害が出たことを示唆する作品だったが、この試練を生き延びた連中が、何を学び、持ち帰ったかは現在の作品から窺い知ることができる。開けた集会を開き、見えざる教えを説く者もいたり、井戸をのぞいて佇んだり、他の星々に思いを馳せる者もいたり、様々だ。

彼らの道は、昇るようで降りる階段のようであり、表裏もそのまま信じられないような世界だが、それが彼らの住まう世界。そしてこれは我々の世界もよく似た構造になっていると思う。ゆるやかに我々と彼らの世界は接続している。無辜の鳥人たち(人々)が不条理な運命に晒される様子を見て、我々がどういった解釈するのかという現代社会の問題が透けて見える思いだ。今回は新たに「蛮世紀」なる書籍も刊行することとしたのでこちらも注目してみて欲しい。

GALLERY TOMO
青山 知相

TORIHIKO SOLO EXHIBITION “DISMAL DREAM”
Dates:
12/11 Tue → 12/23 Sun
12:00 → 19:00 (Only lastday until 17:00)
17,18 closed

Artist site | アーティストHP
http://magatu.karakasa.com/

2018.7.31

中山 和也展 -この日は夏休みにしていたかもしれない-


中山 和也展 -この日は夏休みにしていたかもしれない-
2018年7月31日(火)~8月5日(日)
12:00-19:00 日曜日17時迄
Photo:セザンヌはどこだっけ?/ Where is Cezanne?(Dec 2016)
中山 和也 / Kazuya Nakayama
https://rassiereronne.be/index.html

Kazuya Nakayama Exhibition -It may have been summer vacation these days-
7/31 Tue → 8/5 Sun
12:00 → 19:00 (Only Sunday until 17:00)
Photo : Where is Cezanne?(Dec 2016)
Kazuya Nakayama
https://rassiereronne.be/index.html

2018.7.10

山田 愛 個展


山田 愛 個展
接続 - はじまりの形態

2018年7月10日(火)~22日(日)
12:00-19:00 日曜日17時迄
16日、17日休廊
山田 愛
1992年 京都府、京都市生まれ
2014年 京都精華大学 デザイン学部 ビジュアルデザイン学科 グラフィックデザインコー
ス 卒業
2017年 東京藝術大学 大学院 学院美術研究科 先端芸術表現専攻 修了
目には見えない”不確かなモノ”-それはあらゆる物質の内部に宿り、ときに身体を抜け出し、外部空間で交流し合う。
わたしは、自身の皮膚(内と外を隔てるもの)感覚をたよりに「物質の身体とその内外に宿るモノ」を捉え、作品にしています。
”不確かなモノ”を浮き上がらせるため、それらと【接続】することから創作は始まる。
今回は初個展として【接続】により現れた作品を発表します。

2018.6.12

石原 孟 個展


石原 孟 個展
2018年6月12日(火)~24日(日)
12:00-19:00 日曜日17時迄
18日、19日休廊
東京藝術大学 美術科 日本画専攻卒
東京藝術大学大学院 美術科 日本画専攻卒
東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了
展覧会
2007 DESSEN EXPOSITION (ギャラリー吉象堂 京都)
2009 石原孟 小西寛之 2人展 (ギャラリー知 京都)
2010 DESSEN EXPOSITION 2011 (ギャラリー知 京都)
2012 個展(ガレリア・グラフィカbis 東京都 銀座)
2013 個展(ギャラリー知 京都)
2014 個展(銀座スルガ台画廊 東京都 銀座)
春耀の会展 —春を讃美する— (東京九段耀画廊 東京)
個展(ギャラリー知 京都)
創画会準会員
アートフェア
2013 ART ROAD 77 Special exhibition(ヘイリ 韓国)
2014 神戸アートマルシェ (神戸)
DAEGU ART FAIR 2013, 2016 (大邸 韓国)

2018.6.03

Limits: International Group Exhibition 2018


Limits: International Group Exhibition 2018
Dates | 日程 :
6/26 Tue → 7/8 Sun
12:00 → 19:00 (Only Sunday until 17:00)
2,3 closed
Exhibiting Artists | 出品者:
Damien Juillard
Yara Abu Aataya
蕭珮宜
本田莉子
Cindy Sao
Sarah NinjaWhee
Muhd Rusydan
Diana Azmn
禹 紗野
川上春奈
Irene Delvai
Alina Scharnhorst
中林 空 team
河村凜 team
Denise Yap
EVENTS:
・Opening Reception オープニング
6/26(Tue)18:30-
・Artist Talks アーティストトーク
7/1(Sun)14:00-

* English follows Japanese
テーマ:Limits
境、ボーダー、幽閉、制限、端、際、柵、妨げ、目的地、終点。Limitは終止を示す、終わりと新しい始まりを定める。Limitは越えられるもの、壊せるもの、改造できるものであるが、重んじるべき檻でもあり、行動するための心の中の尺度でもあり。文学、哲学、音楽と絵画の世界で繰り返し探究されたテーマの一つのLimitは、人間と思想の限界を定義することがクリエーターたちに新しい自分の創出とlimitの意味が様々な要因で変化することを探し出すことを挑む機会を与えた。Limitのコンセプトも多様な社会問題とともに問われている:移民問題、差別問題、ホモフォビアからもっと身近な問題ーー自分と違う存在を認めること。あなたは、自分が持っている視点を伸び、他の誰かのものと合わせられるか?あなたが挑むことにしたのは、 自分が今持っているlimitか、社会limitか、身体上limitか、心理的limitか。もしくはなんのlimitにも挑まなく、それらの効果と必要性をハイライトすることにしたのか。選んだのはどちらでも、limitは人間のあり方の一部:進化しつつあり、変化しつつある。
Theme: Limits
Bound, border, confinement, restriction, restraint, edge, verge, fence, obstruction, destination, end.
A limit designates a cut-off point, it determines the bottom line and the beginning of a new paragraph. A limit is something to overcome, break and remodel, but also a confine to respect, a perimeter within which to make your moves.
Limits have always been a recurrent theme in literature, philosophy, music and art: defining the boundaries of humans and of human minds has always challenged creative personalities to discover new ways to express themselves and to investigate how the meaning of a limit mutates according to various factors.
The conception of a limit has also been contested and discussed in relation to social issues such as immigration, racism, homophobia, and more in general in relation to the controversy of accepting who is different from you. Is it possible to stretch your point of view to meet someone else’s?
Whether you decide to challenge your own limits, social limits, physical limits or psychological limits, whether you decide to challenge no limit at all, but to highlight their effectiveness and necessity, limits are part of the human nature: constantly evolving, constantly transforming.
+PROJECT:
https://www.facebook.com/pprojectkuad
問い合わせ Inquiries:pproject.kuad@gmail.com

2018.4.24

近藤 大祐 個展 ‐プロローグ-


近藤 大祐 個展 ‐プロローグ-
2018年4月24日(火)~29日(日)
12:00-19:00 最終日17時迄
アーティストHP
https://taisuke-kondouh.jimdo.com/
近藤大祐
1993 静岡県生まれ
2016 京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科 油画コース 卒業
2018 京都造形芸術大学 大学院 芸術専攻 ペインティング領域 修了
現在 京都を拠点に活動中
個展
2016「 au × 近藤大祐」auショップ北白川、京都
2017「 近藤大祐 個展」ギャラリー知、京都
グループ展
2014「 STOP 展」ギャラリー知、京都
2016「 京都造形芸術大学 卒業制作展」京都造形芸術大学、京都
2016「 京都造形芸術大学 大学院 芸術専攻 修士1 年生作品展 HOP 展」ギャルリ・オーブ、京都
「 藤田海周× 近藤大祐 二人展 Connect」ギャラリー知、京都
2017「 京都造形芸術大学大学院 芸術専攻 修士2 年生作品展 SPURT 展」ギャルリ・オーブ、京都
2018「 京都造形芸術大学 大学院 修了制作展」ギャルリ・オーブ、京都
イベント
2017「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2017」ギャラリー知にて展示
受賞
2015「京都画材まつり アートグランプリ」佳作
2018「 京都造形芸術大学 大学院 修了制作展」優秀賞
TAISUKE KONDOUH -PROLOGUE-
From April 24 to 29.
Artist HP
https://taisuke-kondouh.jimdo.com/
Taisuke Kondouh
1993 Born in Shizuoka
2016 He graduated from Kyoto University of Art and Design Department of Fine and Applied Arts Oil Paining Course.
2018 completed master’s degree from Kyoto University of Art and Design Graduate School Master Course Paining Field Oil Paining Course.
2018- Currently based in Kyoto
SOLO EXHIBITIONS
2016 「 au × Taisuke Kondouh」au shop Kitashirakawa, Kyoto.
2017 「 Taisuke Kondouh solo exhibitions」 Gallery tomo, Kyoto.
GROUP EXHIBITIONS
2014 「 STOP exhibitions」Gallery tomo, Kyoto.
2016 「 Kyoto University of Art and Design Degree Show」Uryuyama Campus,kyoto.
2016 「 HOP Kyoto University of Art and Design Graduate School Master Course first year Exhibition」Galerie Aube, Kyoto.
「 Exhibition of two artists Kaisyu Fujita×Taisuke Kondouh Connect」Gallery tomo, Kyoto.
2017 「 SPURT Kyoto University of Art and Design Graduate School Master Course two yearsExhibition」 Galerie Aube, Kyoto.
2018 「Kyoto University of Art and Design graduation exhibition」 Galerie Aube, Kyoto.
Event
2017 「Nuit Blanche KYOTO 2017」Gallery tomo, Kyoto.
Award
2015 「Art Grand Prix, Kyoto Painting Festival」Fine work Prize.
2018 「Kyoto University of Art and Design graduation exhibition」 Excellence Award.

2018.3.15

中山 智介 個展 ※イタリア開催


平素は格別の御引き立てを賜り、ありがとうございます。
GALLERY TOMO / ギャラリー知は展示準備のため、休業とさせていただきます。なお、イタリアの支店であるMAGにて下記の期間、中山智介の個展を開催しております。お客さま各位にはご迷惑をお掛けいたしますが何卒宜しくお願い申し上げます。

http://www.marsiglioneartsgallery.com/

             

個展開催期間:2018年3月15日(月)~2018年3月31日(土)まで
場所:イタリア コモのMAGギャラリー:Via Vitani 22100, Como, Italy
以上

Information

Please be informed that Gallery TOMO will be closed for the Exhibition of Tomosuke Nakayama in Italy from March 15 to 31. If you have any urgent inquires or problems during that time, please contact our address.
Mail : info@gallery-tomo.com

2018.2.13

二人展 神谷真千 / 多喜七星


二人展 神谷真千 / 多喜七星
2018年2月13日(火)~2月18日(日)
12:00-19:00 日曜17時迄
神谷 真千
1993年生まれ
愛知県出身
京都造形芸術大学大学院 ペインティング領域 日本画分野 2年次
2017 SPURT展(京都造形芸術大学/京都)
グループ展 ART POINT Selection V(Gallery ART POINT/東京)
画心展 New order(佐藤美術館/東京)
2016 HOP展 (京都造形芸術大学
青木ゼミ展「302」(Art space-MEISEI/京都)
グループ展「REFLECTION」(gallery little house/京都)
多喜 七星
1993年生まれ
滋賀県出身
京都造形芸術大学 大学院 ペインティング領域 日本画分野 2年次
2017年 第72回 春の院展 入選
第35回 明日を開く絵画 上の森美術館大賞展 入選(東京、京都)
2016年「京都造形芸術大学大学院日本画 山田伸ゼミ展-耀-」(河原町画廊/ 京都)
2015年 第70回 春の院展 初入選
※関連展示
京都造形芸術大学卒業展・大学院修了展
2018年2月10日(火)~2月18日(日)
10:00-18:00
https://www.kyoto-art.ac.jp

2017.12.12

鳥彦 個展 “メランコリック ポートレイト”


鳥彦 個展 “メランコリック ポートレイト”
2017年12月12日(火)~12月24日(日)
12:00-19:00 最終日17時迄
アーティストステートメント
 写影室に入った時、かすかに湿った空気が顔をなぜた。天井近くにある小さな窓から、黄色がかった日差しがホコリを照らし出している。「ずいぶん洒落た格好をしてきたんだな。」と、先に来ていた彼に声をかけた。
「まあ、こんな時くらいはなあ。」気のないそぶりで彼が返した。
 画家が肖像画を描いているあいだ、じっとしながら彼はどんな顔をして動きを留めているのかを考えていた。

アーティストHP

http://magatu.karakasa.com/
「新たな環境の変化に適応できたものが生き残る」
 展示にあたって、私はダーウィンのこの言葉をまず思い出した。技法などについての言及は過去にも触れているのでここでは割愛し、描かれている鳥人について人間と比較しながら少し考察したい。
哺乳類の大多数は二色型の色覚しかもたないといわれている。今から約3,000万年前に一部の哺乳類が第三の色覚を得て、赤と緑を区別できるようになり、森の中から果実を見つけやすくなった。これが霊長類の始まりであるが、時計の針をさらに進めると約600万年前に、アフリカ大陸ではマントルの上昇熱が発生した。やがて大陸の中央が隆起していき、熱帯雨林を経てサバンナが生まれた。霊長類のある者は木を降りて、二足歩行を始めた。これが人間の始まりだ。そして私は彼の描く鳥人が、地面に降り立ったのはつい最近のことだと考える。
 さて、鳥彦という作家は人間で、彼の描く鳥人たちの世界はメゾチントの特徴あるモノクロームで生み出されている独創性ある物語だ。異なる世界で独自の進化を経てきた鳥人は少し作家の手から離れて急速に進化しつつある。現在の彼らはとても知的な一団であり、その中でたくさんの仲間や敵もいる。神になろうと画策している者すらいる。私が見始めた初期の頃の鳥人たちは、Cosmic Egg(2011)に示されるように誕生したてのほんの赤子たちに過ぎなかった。背景もまだ洞窟の内側のような閉塞的な環境が多かったし、なんとなく内側の胎動を感じさせるものだった。人はどこから現れたかはわからないが、鳥人のルーツは作家から生み出されたことに間違いない。時を経て、モノクロームを中心にしながらも少し色の知覚も備わり、表現の幅である次元も増え、鳥人としての系統樹が拡がっていく。 
 環境の変化という苦境に対応するため、人間は脳を大きく進化させ、協調や競争を経て試練を乗り越えてきた。鳥人たちは人っぽくありながら、“眼”を進化させた。対峙する者に心を読まれないために、そして騙されないように神経を尖らせ観察をし、危機を乗り越えてきたのだろう。
 作品は作家自身の投影であるとはよく言われる台詞だが、これは彼の場合にも例外ではない。でもひょっとすると鳥人の自立した部分も表れてきているように思う(作品の楽しみ方として)。時代に適応できなかったものは生物のみではなく物もたいてい滅ぶ運命にあるように見えるが、本当にそうだろうか。今後の人間の運命は誰にもわからないが、この鳥人たちは自分たちの創世記を創っているのだろう、それもそろそろ第二章に至っている、我々とは違った世界へ向かうための苦難の旅路だ。作家の生み出す創作物は、作家の手から離れて人を介して世に出て行く。受け取り手はまさに多様であり、鳥人という偶像めいた表象を嫌う者もいれば喝采をもって受け入れる者もいるだろう。それも我々にも誰にもわからないが、進化の速度が早ければ世代時間も短くなることの示唆は知見として、暗い暗示としても存在する。ただひとつ言えることは、版画作品の中に生きることは、世の変化に比較的影響を受けにくく存在し続けられるということだ。
 GALLERY TOMO年内最後の展示となります。慌ただしい暮れ行く師走の季節となりますが、年末に至る2017年最後の刹那のひとときを皆様と作品とともに共有できましたら幸いでございます。どうぞお運びくださいませ。
GALLERY TOMO 青山 知相

2017.12.02

榊原太朗 個展 ”ヒトコママンガショー”


2017年12月2日→24日
GALLERY TOMO ITALY. MAG

ステートメント
私は、日本各地の懐かしい街並みを背景に、独自の人物やキャラクターを織り交ぜた作品を制作しています。子供の頃からマンガに親しみ、描いてきましたが、大学でカートゥーンというひとコママンガを学んだことがきっかけで現在は“マンガ的手法を用いた絵画作品”をテーマに制作しています。ペン、インク、紙というマンガの技法を用いながらも、ひとつのアートとして価値のあるものを目指しています。
日本のマンガはもちろんのこと、私の地元(静岡県岡部町)の田舎町で遊んだ記憶、少年期に熱中したゲーム、大人になってから興味を持ち始めた浮世絵など、いろいろな影響が私の作品をかたちづくっています。
GALLERY TOMO ITALY / MAGでの展示は2016年3月のグループ展「HITOKOMA MANGA SHOW」以来二度目となります。前回の展覧会時にはイタリアを訪れ、ミラノやコモの街を観光しました。今回、その際取材したミラノのセンピオーネ公園に着想を得た新作を一点出展します。アジア以外の街を描くのは初めてでしたが、日本の街とは一味違った魅力がありました。
今回も、イタリアの皆さまに私の作品を楽しんでいただけることを願っております。
榊原太朗
Como, novembre 2017 – La MAG – Marsiglione Arts Gallery presenta, da sabato 2 a domenica 24 dicembre 2017, la mostra personale del giovane artista giapponese, Taro Sakakibara, discepolo prediletto del più grande Maestro Manga vivente Yukio Shinohara. La mostra che conclude l’anno in corso, continua il focus dedicato all’arte contemporanea giapponese, analizzando diversi aspetti ormai noti e volendo sottolineare le varietà di linguaggio e di concetto che compongono le vaste attività artistiche orientali.
Le 14 tavole che compongono la mostra personale di Taro Sakakibara, rappresentano alcune situazioni di vita quotidiana o di fantasia dei giapponesi; come i fidanzati imbronciati ai due angoli opposti di un negozio della città di Gifu o gli omaggi delle band inglesi più importanti degli anni ’70 o anche le figure graffianti e satiriche sugli stereotipi occidentali degli ultimi 40anni, passando per la rappresentazione sempre ironica dei suoi film e videogiochi preferiti e per arrivare alla nostalgia del cinema chiuso a Toyama o alla citazione dei personaggi del grande scrittore Soseki Natsume nella sua città natale di Matsuyama. Una tavola speciale dipinta dopo il suo primo viaggio in Italia e quindi opera unica nel suo genere, rappresenta un venditore ambulante di Frittelle con il suo camioncino al Parco Sempione di Milano. Questo vuole essere il suo personale omaggio al nostro Paese e il ringraziamento per l’attenzione che i collezionisti italiani hanno avuto nei suoi riguardi in questi due anni.

2017.11.28

Between: International Group Exhibition 2017


Between: International Group Exhibition 2017

*English follows Japanese below
Artists 出品者:
Mei Nakagawa, Benjamin Frey, 川上 春奈, グォンナヒョン, Mathias Mary, キムダウン Daoun KIM, 後藤由香里, 黄子馨 HUANG TzuHsin, 新宅加奈子, Yamuna Valenta, Tingfang Xia (Mirai), 松岡柚歩,Kristýna Venturová
Featuring: Lasalle College of the Arts, Fine Arts BA students

Events:
11/28 Tue 19:00-: Opening Reception
12/3 Sun 14:00-: Artist Talks (通訳付 / interpretation provided)
■ テーマ:Between
“Between”の語源は英語の”by two” からきており、「〜のあいだ」、「〜のすきま」という意味がある前置詞です。今回の展示では、京都という”伝統と現代のあいだ”にあるような都市で、様々な国籍の14名前後のアーティストが揃い、平面、立体、映像、それぞれの方法で”between “というコンセプトを元に表現します。個人と集団、性別、文化、人種、の間を行き来するような、多様性に富んだ展示になります。鑑賞者はもちろん、アーティスト自身にも実りのある展示になることでしょう。
Between: 2017 International Group Exhibition
■ Dates: Nov 28 to Dec 3
■ Theme: Between
The word “between” originally meant “by two” or “interval”. Kyoto itself is a city in between the contemporary and the traditional. Here, we will present works by about 14 artists of various backgrounds, everything from 2-dimensional to video and sculpture, under this theme of “between,” exploring issues of individual vs. group, gender, culture, and race. We hope this is will be an exciting exhibition for both visitors and exhibitors.
+PROJECT:
https://www.facebook.com/pprojectkuad
問い合わせ Inquiries:pproject.kuad@gmail.com